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MAIN TRAFFIC  作者: 浜北の「ひかり」
Longest Journey Episode:13
716/779

716列車 次元跳躍(ワープ)

 2062年5月21日・日曜日(第75日目)天候:晴れ 東海旅客鉄道(ジェイアールとうかい)東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)新横浜(しんよこはま)駅。

 新横浜(しんよこはま)駅からは東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)に乗り換える。ここからは早足で進んでいこうと思う。乗る列車は16時52分発の「ひかり321号」新大阪(しんおおさか)行きである。停車駅は小田原(おだわら)豊橋(とよはし)名古屋(なごや)から各駅と俊足で東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)を駆け抜けていく。

 最長往復切符のルートは新横浜(しんよこはま)小田原(おだわら)間、三島(みしま)静岡(しずおか)間が東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)小田原(おだわら)三島(みしま)間、静岡(しずおか)豊橋(とよはし)間が東海道本線(とうかいどうほんせん)経由となっている。ルートの通りに行くのであれば「ひかり321号」を小田原(おだわら)で下車する必要があるが、東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)東海道本線(とうかいどうほんせん)を拘束で移動することと変わらない為、このまま豊橋(とよはし)まで東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)を走って行くこととする。

新横浜(しんよこはま)16時52分→「ひかり321号」→豊橋(とよはし)18時03分

「久々に新幹線に長い時間乗るわねぇ。」

萌が言う。

「そういえば、そうだな。何時ぶりだろうねぇ。」

「うーん・・・。」

ちょっと考えてみる。最長往復切符の旅を開始して以来、新幹線はこまめに乗り換えざるを得ない。最長往復切符のルート城最も長く新幹線に乗るのは北陸新幹線(ほくりくしんかんせん)富山(とやま)若狭小浜(わかさおばま)間か東北新幹線(とうほくしんかんせん)北海道新幹線(ほっかいどうしんかんせん)盛岡(もりおか)長万部(おしゃまんべ)間か。

「そこぐらいじゃない。」

「そうねぇ。」

「でもみっちり乗ったのは最初の「かがやき608号」くらいかな。」

「多分、そうねぇ。」

ホームに入る16両編成のN700系に乗り込み、グリーン席に座る。

「こういうのも久しぶり。」

「じゃあ、新幹線に乗った時の儀式もね。」

「そういえば、今までそれやってなかったかな。」

N700系は通勤電車並みの加速力を見せつけ、あっという間に270キロまで加速していく。東日本旅客鉄道(ジェイアールひがしにほん)の新幹線はあまり加速が速くないからなぁ・・・。こういう加速も久しぶりだな。

「ご乗車ありがとうございます。おしぼりでございます。」

グリーン車特有のおしぼりサービスがある。それからしばらくして、車内販売がやってきた為、僕はそれを呼び止めて、アイスを2つ購入する。

 シンカンセンスゴクカタイアイスと呼ばれるアイスだが・・・。

「固いわねぇ。」

「スプーン刺さらないからなぁ・・・。」

「手で暖めながら、ゆっくり食べれば良いでしょ。」」

「そうだな。それで良いね。」

 アイスを食べている間に小田原(おだわら)駅と熱海(あたみ)駅を通過し、新幹線の速さに驚愕する。そうこうしているうちに新幹線の右側には富士(ふじ)山が見えるようになり、新富士(しんふじ)駅を通過。それから記憶がなくなり起きる頃には浜松(はままつ)駅を通過し、浜名湖に架かる橋を渡る。

 豊橋(とよはし)駅について、僕たちは新幹線から降りた。駅弁を買って在来線乗り換え口へと向かい、飯田線(いいだせん)の特急列車「伊那路(いなじ)3号」に乗り換え、終点の飯田(いいだ)で下車した。

豊橋(とよはし)18時20分→「伊那路(いなじ)3号」→飯田(いいだ)21時00分

最長往復切符復路飯田(いいだ)駅で途中下車


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