ライバル(200文字小説)
あいつとは中学校でバッテリーを組んでいた。
今は違う高校でライバルになった。
高校最後の夏。
お互い勝ち進み決勝で戦うことになった。
1点リードで迎えた九回裏。
あと一人。
最後はあいつと勝負したい。
そう思った俺は前のバッターを歩かせた。
あいつが打席に入った。
「後悔するなよ」
渾身の力を込めて投げた。
あいつもフルスイングで応えた。
打球はスタンドに飛び込んだ。
悔いはなかった。
試合後、チームの仲間に袋叩きにされた。
あいつとは中学校でバッテリーを組んでいた。
今は違う高校でライバルになった。
高校最後の夏。
お互い勝ち進み決勝で戦うことになった。
1点リードで迎えた九回裏。
あと一人。
最後はあいつと勝負したい。
そう思った俺は前のバッターを歩かせた。
あいつが打席に入った。
「後悔するなよ」
渾身の力を込めて投げた。
あいつもフルスイングで応えた。
打球はスタンドに飛び込んだ。
悔いはなかった。
試合後、チームの仲間に袋叩きにされた。
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