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それでも地球はまわってる  作者: 浅野エミイ


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優しい言い訳

 戦争が始まりそうだ。少々きな臭いが、私に何ができるかというと、何もできないから歯がゆい。ただ、この平和な国に住んでいることは、何か意味があるのではないかと思う。

 戦争があると飢えが出る。命の危機はもちろんだが、飢え死になんて。だけど一個人が戦争を止められるだろうか。私は何気なくスマホを取り出す。一個人のつぶやきなんかで戦争が止められたらーー甘い考えかもしれないが、やらずに終わるのは嫌だ。私はSNSにさっそく書き込む。


「戦争している場合じゃない。衛星が帰還という名の落下をする可能性がある。どこの国も戦争より宇宙からの脅威に備えるべきだ」

 

 本当のことだが、宇宙からのスペースデブリの脅威は、地球の住人をひとつにすることができるのではなかろうか。共通の目的を見出すことで、戦争を止めることができるならーー

 甘い考えで戦争を止められたら、それは悪いことではない。書き込みが終わると、私はベッドにもぐりこんだ。

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