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それでも地球はまわってる  作者: 浅野エミイ


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タレコミ

 最近ニュースで、防衛省や大学にイタ電がかかってくるらしいと聞く。その内容は「衛星が落下してくるぞ」というものらしい。

 実際のところ衛星落下の話はなきにしもあらずなので気になるが、まさか気象衛星ひまわりの帰還のこととは……。ニュースで流れてきても眉唾ものだ。

 私はというと、ただの一市民としてこの話があるかないかわからないというスタンスを取っている。だが、うちの社の記者が同じネタを拾って来ているのだ。


「……で? 実際裏は取れたのか?」


 本人に訊ねてみることにした私だが、当の本人も少々自信なさげだった。


「確証があったら大騒動でしょう。衛星が落ちてくるかもしれないんですよ」


 それもそうだ。市民はパニックになるかもしれないし、報道規制されるかもな。でも、これが本当なら大スクープだ。名誉欲がないと言えば嘘となる。しかし、いたずらに国民をパニックに陥れるわけにもいかない。


「タレコミしている本人に話が聞けたらなぁ……わからないのか?」


 記者に聞いても肩をすくめるだけだ。昭和100年問題のことがわかったのだから、ネタ元もはっきりしていると思ったのだが……。


「オレは風の噂を元に自分で調べただけなんで」


 ネタ元を隠しているのかもしれないが、仕方ない。こうなったらまたタレコミを入れてきたときに取材するしかない。何故そんなことを知っているのかをーー。


「知ってる理由なんて、宇宙軍付だからなんだけどな」


 タイミングよくRabbitはそんな独り言をつぶやいた。

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