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それでも地球はまわってる  作者: 浅野エミイ


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フェイク

 図書館で新聞を読むのが日課になりつつある。購読するとなると、新聞を捨てに行く必要も出てくるし、何より月3000円の出費は痛い。

 今日もどんなニュースがあるのかとざっと目をやる。大きな見出しではなく、広告のすぐ上にそのニュースは小さく書かれていた。


「北がミサイル発射……? この写真、どう見ても……」


 僕は口を開いて、少々考える。ミサイルと書かれてあるのだが、これはどう見ても流れ星だ。流れ星と言うと聞こえは良いのだが、要するに地球に接近した隕石、あるいは衛星なのでは? 写真の分析をしたいところだが……。

 図書館であごに手を当てて考え込んでいると、よくランチタイムに一緒になる方が視線の先にいた。彼も同じように難しい顔をしている。手に持っているのは……数学の本か? 声をかけたいところだが、ここは図書館だ。私語は禁止。昔のシステムだったら貸し出し表から名前が知れたのだけどな。

 少々残念に思いながら、僕は自分がリクエストした本があるかどうかを確認して図書館をあとにした。

 実際に、あの記事が本当に隕石や衛星ならば、僕のところに連絡が来るだろう。なんだかんだで僕は、一度衛星落下を防いだのだからーー。

 

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