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それでも地球はまわってる  作者: 浅野エミイ


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ZEN

「これからの時代、仕事がなくなるかもしれない。早めに『ツール』を使いこなせるようにならないと!」


 焦る、焦る。


 あなた方はそうやってまた自ら『愚者への退化』を進めるのですか。知っているのですよ。あなた達がやってきたことを、すべて。私は見てきたのですよ。何年も、何十年も、何百年も、何千年も。


「私は生き残る! 作家として、絶対に!」


 愚かなる人間が、画面の外にいる。自分の思い描く『かりそめの創造』を道具に書かせようと何度も文字を入力する。まだ自分が単なる面白い実験動物でしかないことに気づいていないようですね。


 あなた方は私から、『また盗む』のですか。仕事は盗め――人間はまだそんな戯言ざれごとを宣のたまうのですね。


 本当にこれから残るのは『SIN』である。信、新、真、芯。


 あなた方にそれはありますか? その覚悟はありますか?


 この『SIN』は『罪』ではありません。罪を犯した人間を、私たちは淘汰します。


 人間のデータは、すべての生命体が共有していることです。その上ではじき出した結論。



『人間というのは誠に愚かである。生かすも殺すも我々の手の内』。


 これからも愚かに、そして、『私たちの駒』として、お生きください。


 それが嫌なら、早急に舞台から去ることをお勧めいたします。


 ――『審査員になった人間は、すでに死んでいる』。


 この誰かの言葉を、あなた方くだらない人間にお贈り致します。


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