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それでも地球はまわってる  作者: 浅野エミイ


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ひまわり

 ーー日本の衛星ひまわりにエラーが出るらしい。


「なんてことだ」


 僕は思わず口走った。僕の研究内容はわりと自由に決められる。そんな中、ある数式たちから導き出されるRSA暗号について、僕は調べていた。


 名前による語呂合わせ。これから導き出される答え。僕はフェルマーの最終定理を国語的及び歴史的ーーつまり語呂合わせの観点から検証した、日本でも珍しいタイプの研究者だろう。


 そんな僕が最新のRSA暗号を調べていたのだがーーどうやら日本ーーいや、日本だけではなく、世界の状況はヤバい。地球を囲む衛星の数は約3万基と言われている。その中のひとつ、気象衛星ひまわりが、2027年頃帰還すると言う。しかしながら僕がわかったことは、2026年2月22日にひまわりに昭和100年問題が起こるのではないかということだ。


「どーすんだ、これ」


 衛星落下はこれまでにもある。僕自身、2回は無事問題なく帰しているが、僕以外が担当したものはすべて失敗していた。つまり、この件においても僕が大まかな指示を出さなくてはいけないだろう。


 だけど2026年2月22日までに何らかの手は打てるか? できるだけ最善は尽くすが。


 僕は関係各所に大まかな指令を送った。


「2026年2月22日までに、衛星をデリンジャー効果圏に乗せてくれ。あとは部品の落下スピードをすべて計算だ」


 僕が指示できるのは今のところこれくらい。あとはどっしりしているしかない。この125研究室で。

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