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タイトル:両親と会った日

作者: 天川裕司
掲載日:2025/12/18

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:両親と会った日


物心ついた頃から、うちの両親はとても優しかった。


怒鳴ることも、叩くことも、1度もない。

失敗しても「大丈夫よ」「気にしなくていい」

と笑って頭を撫でてくれた。


ただ1つだけ、不思議な決まりがあった。

生活に必要なことは、すべて家の中で終えること。


学校に行かなくても良い。

近所の子どもと遊ばなくて良い。

理由を聞くと、決まってこう返ってきた。


「まだ知らなくていいことだから」


成長するにつれ、違和感は膨らむ。

テレビはニュースだけが映らない。

窓は厚いカーテンで覆われ、外の音がほとんど聞こえなかった。


夜中、ときどき遠くでサイレンの様な音がしても、

両親は私の耳を塞いだ。

「大丈夫、怖いものじゃないから」

「忘れなさい」


ある日、初めて反抗期をもって

外に出ようとした。


でもそこには、動かない人が2人。


その時、玄関の戸が閉まる音がした。


私が見たのは散乱した部屋。


「見ちゃったのね」

両親は私の後ろから、いつもと同じ優しい声で言ってきた。


母は私を抱きしめ、

父はさっき閉められた玄関のドアをもう1度確認しに行き、

そっとカーテンも閉め、母と私の所へ戻ってきた。


「ごめんなさいね」

「外は、あなたが生きるにはふさわしくなかったの」


私はその日初めて知った。

ここは家じゃない。

避難施設でもない。

懐かしい母の、優しい温床だった…?


両親は優しい。

だから――

私の世界が滅びたことも、

私がこの世に産まれた子どもだったということも、

何も教えてくれなかった。



少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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