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合格祝いに!

三人は仲良くご飯を食べているなんか卓が回る面白い。

面白がってクロエが回しすぎて食事を吹っ飛ばしてしまったほどだった。


「オーナーすまない。また食事を頼む。」

「あーいよ。」と言って出て行く。


そのバラバラになって残っている食事を野性的に取るクロエ。

「もぐもぐ、ごくん、うまー。」と言っている。


「もうクロエ。」と口を拭うルイネ。


そんな様子にハートマークなイコイ。


「もうかわいい。どう私の私のオペを受けない。」

「やだー。」


「辛辣!でもそこがいい!改造したくなる、メタリックに!」と頭を抱え、次に目をランランにする。


「うーん。ヤダー。」とちょっとメタリックに憧れたがイコイの事はなんかやだった。

「オーマイガー!」とトドメを刺されたようだった。



「でコイツがゾンビを人に変える薬を開発してさぁー。」

「ゾンビを人にー何それ面白そう。」

「失敗したのと、成功したのがあって検証した結果・・・って聞いてないなクロエ。」

箸でパクパクしてる。もぐもぐほっぺ。これだけ食べて太らないのが不思議だと自分のお腹を触るルイネ。

ちょっとつかめた。

「ほあああ。」と溜息を付く。

まだ気にする年ではないかもしれないけど・・・ちょっと今日は食べて明日から頑張ろうと誓った。


「太り薬飲む?」

「飲まないよー!」と無神経に聞いてきたイコイを断る。


「むしろ飲ませてやろうか?」

「へへんこの天才にかかれば、3日で元の体型に戻せる。自信がある!ルイネも実験体やる?」

「やらない。」それでひどい目にあった過去がある。

あれは思い出したくない。



「ぱくぱくぱくぱく。」と高速で箸を動かすクロエ。

なんか何人のクロエが周りから箸を持って食べている。


「クロエ、ちゃんと味わって食べなさーい。」

「はーいルイネお姉たん。シスコンの旦那!」と言いながら分身を解く。


「なになに?」とイコイが聞く。

「いやあのだな。婚約してるんだ。クロエの兄と。」


「え-うそぉー。」とイコイが聞く。

「てっきり第三王子に嫁ぐ感じになると思った。形だけ・・・。」

「これも政治戦略みたいなものだ。」

「言い訳をしつつー、シスコンの兄が好きーなルイネ!」


「そうそう。ガク。言うなクロエー。」と項垂れ、懇願する。

他人に言われると刺さる。


「うーん、そうだ私もその兄と結婚すれば、クロエちゃんを改造し放題!」

「それはダメだ!」

「やぁー絶対やぁー。」


「二人とも・・・冗談だよ。」ちょっと目が泳いでいる。



「こっそり婚約を打診するなよ!」

「そうだそうだー!」

「しないからぁー。」と明後日の方向を向いている。


「別に止めてるわけじゃないが、お前が結婚者相手に何もしないわけがないからな。親友、腐れ縁の婚約者を勝手に改造するんじゃないよ。」笑顔が恐いルイネだった。


それにビビリながら・・・

「クロエちゃんルイネはマジシスコンの兄が好きなの?」

「うん好きーみたい。」


こそこそと聞いたつもりがわざわざ聞こえるようにルイネの耳に入るとまた恥ずかしそうにする。


二人でルイネをからかいながら意気投合している。


もしかしてこれは行けるのではとイコイは判断する。

「クロエちゃんあの・・・。」

「やだ!」

「まだ何も言ってないよ。」

「やだ!やだ!」

「ちょっと、聞いてよ!」

「やーーだーーーよーーーー。」


「まだ道のりは遠かったか・・・。」と明日に期待することにした。


その後食べようとして、ルイネとイコイの前にはデザートが出される。


「えっ?」

「あれ?」


主菜はもうすでにクロエの胃袋の中だった。


「げぷー。」骨をかじっているクロエ。


「私達あまり食べてないんだけど。」

「そんな日もあるよねー。」とにこっととするクロエに二人は何も言えない。


ただデザートだけはとられないように。

なんとか確保するのだった。


「御馳走様ー!」と手を合わせてルイネにお辞儀をするクロエ。

「ああ。」と財布を振ってお金がない。

「イコイも御馳走様ー?」

「どうしてそこで疑問形!」


肩を叩くわかるだろうみたいな感じだ。


「がーん。それはちょっとは好感度をあげてメタリックパーツをつけたいなーとか思ったけど。」

「ほらな。」

「ねー。」と二人分かり合っているのが悔しくて涙を流す。


「じゃあなクロエー。ほら帰るぞ!」

「うわークロエちゃん、改造台はいつでも空けておくからー。」

イコイの頭をルイネのげんこつが打って気絶した状態で連れて行った。


「はーい、じゃあねーバイバーイ!」と手を振るクロエ。




王城の取調室。


ミコミの前に座るシロン。

「やったんだろう。認めろよ。」

「ミコミは何もやってません。ただ空から落ちてきただけです。」

事実を言っているのに理解をしてもらえない。

こんなことはないとミコミは抗議する。


「ミコミは無実です。かつどぅーんを食べさせてもらいましたが、ミコミは超絶スーパーアトミック無罪です!」


「ミコミ、君には色々と嫌疑がかかっている。自白をすれば刑が軽くなるぞ!」と問い詰める。


「そんなぁー。ミコミは何も悪いことしてない。ミコミの神に誓ってもいい!」


「ほう、そうか?国家反逆罪の罪だぞ!レジスタンスの影のボス。その正体を長年掴めずにいたがここで捕まえられるとはな。」


「ミコミそんなこと知らない。」全力で首を横に振った。


そこにどこかで見つけたのだろう。

各種書類の所にミコミの名前が・・・


「こんなの、こんなの見たことない。」

「やったことある人間は皆そう言うんだ。」


「おーおう。」と頭を抱える。このままでは犯人にされてしまう。

なんとか切り抜けないと。


怪しそうな人間、怪しそうな人間。


「はっ。」と閃く。


「そう言えば、地下水道でなんか綺麗なドレスと執事服を来た人に罪を押し付けられたような。」

「ほほう。それを詳しく。」


聞いていくと特徴が失踪している第三王妃に似ている。

「あのバカ王妃が犯人?ないな。だが確認はしないといけないだろう。」と外にいた騎士に命令をして第三王妃を捕えるため行動を開始するのだった。


ミコミは再びくらい牢屋に入れられ、一応かつどぅーんを差し入れされながら・・・

「おいしい、おいしい。」と涙ながらに食べるのだった。


その様子を見ているものが第二王子に報告に向かう。



「レジスタンスの影のボス、ミコミをとらえたそうです。」

「そうか。よし公開処刑だぁぁー。」と第二王子のルオンは一瞬でその判断を下した。



このことが王国が滅ぶ要因になるとはルオンは知るはずもなかった。


「これで一つの悩み事は潰れたな。ふふふ。憑りつかれた幽霊から解放された今の私に恐れるものなんてない。あはははは。」



「あれ、何か忘れてるような。」と勉強のし過ぎで?頭の中から大切な友達の事を忘れるクロエだった。


「まぁいっか!」とニコニコしながら屋敷に帰るのだった。

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