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劉文明

美喜は笑いながらペンチを持っていた。

「なんだ!」

福井が美喜に飛び掛かると美喜はいとも簡単に

福井を倒した。

「さて、先生。タマタマを潰そうね」

美喜がニヤニヤしながら近づいて行った。

「やめろ!」

「先生、たまには受け身になってみるのも

いいわよ。うふふ」


その時

山口邸に黒い外車が2台入ってきた

そこから、六人の男が出てくると

亮と千佳にピストルを突きつけた

その時亮は終わりだと思って

死を覚悟した、両手を挙げると


「请停止!(やめろ)」

六人の男達の一番後ろを歩いて来た

サングラスをかけた男が声を出すと

男達はピストルをおろした


そして男が近づいてきて

低い声で話した

「亮、久しぶりだな」

「はい?」

男がサングラスをはずすと亮を見つめた。


「劉文明?」

「ああ」

劉は頭を下げると亮に聞いた。

「中に何人居る?」

「山口と広島と福井の三人です」

「みんな倒したわ」

亮の服を持った美喜が二人の間に顔を出した。


「誰だ?」

「私は亮様のボディガード美喜です」

驚いていた文明に美喜が笑って答えた。

「あ、ありがとう」

文明は五人の男達に合図を送ると

家の中に入っていった


「文明兄さん、どうしたんですか?」

「あの山口は株価操作をして我々のビジネスの邪魔を

して私達は大きな損をした」


「はあ」

「それで彼にその説明を聞きに来たんだ」

「ああ、そう。もっと乱暴な話かと思った」

「大丈夫、今から一緒に香港へ行ってもらうだけだ」

亮と千佳は顔を見合わせると

三人が頭に黒い袋をかぶせられ手錠をはめられて

家の中から抱えられて出てきた。


「あっ、美喜さん。生きている?」

「うん、大丈夫。ただ山口は・・・」

「早かった、仕事は終わりだ。亮お前達が

この家の中を手薄にしてくれたおかげだ。

それと美喜ちゃんかありがとう」


「い、いいえ」

「もし、住人が全員居れば誰かが死んでいた」

「そうですね」

「亮、ここであった事は日本の警察に内緒だ。

そこのお嬢さんも」


「でも・・・」

「どうせ山口は日本の警察は

逮捕できないでいるんだろう」

「はい」

「それなら居なくなった方が

みんなの為だ」


「そりゃそうですけど・・・」

「心配するな。今は殺さない、

彼の返事しだいだがそれなりの

償いをしてもらう」

「はい、わかりました」


「美喜さん電話をして欲しいんですが」

「はい」

その電話の先は美咲だった

「今、門のところに迎えに来るそうです」

「じゃあ行きましょう」

亮は劉文明に頭を下げると文明は背中を叩いた。


「亮、そう言えば麗華が会いたがっていたぞ」

「はい」

「今日、中華料理を一緒に食べていた女性の事は

内緒にしておいてやるよ」

「えっ、あの時?」

「今度はパンツを履いておけよ、デカチン

 が丸見えだ」


「は、はいそれは・・・・」

「じゃあまたな」

劉は手を振ると三人は車に押し込められ

それを見ながら亮は門へ走って行った。

亮は美喜に肩を担がれ千佳と一緒に出てきて

美咲の車に飛び乗った。


「美咲さん、僕は捕まって拷問をうけていて

美喜さんに助けられたところ謎の男達が来て

山口達を連れて行ってしまいました」

「やくざかしら?」

「はい、何かの抗争じゃないですか?」

「わかったわ、調べてみる」

「だから千佳さんを保護してください」


「はい、千佳さんに色々聞きたいことがあるし

今夜は私どもが用意した場所で休んでください」

「はい、ご協力いたします」

千佳が神妙に返事をすると

亮は劉文明との約束を頭の中をよぎって

その後は美咲には話をせず

千佳の手を強く握ると千佳はうなずいた


亮が乗った車が南葛西通りに出ると

美喜がコンビニで買ったTシャツとブリーフの上に

脱がされた服を着た。

「おお、無事ご帰還おめでとう」

「でも面白い格好、亮が白いブリーフだって、あはは」

葉子が笑っていた


「はい、白いブリーフは小学校以来です。あはは」

「だって下着はバッチいかったから・・・」

美喜が申し訳なさそうな顔をした。


「床に転がされていましたからね」

亮は顔を氷で冷やしみんなにお礼と

事件の結末を話した


「私達のした事無駄だったのかしら?」

直子が寂しそうに話すと亮は首を横に振った。

「いいえ、その謎の男達は家の中から人がいなくなって


手薄になったから入ってきたようです、

ゴルフボール打ち込んでくれたお陰で

防犯システムも切れていたし、直子さんが

勝手口の鍵を開けていてくれていて、

裕子さんたちが山口の家から出て行った


連中を足止めしてくれたお陰です」

「私も三人の男を倒した」

「そうか、なるほどみんなの連携プレイだったのね」

智子が手をたたいた

「これでとりあえず、

明日の戦いの準備はできました」

「亮、長い一日だったね。お疲れ様」

直子が亮の胸をパンチで打つと

亮がみんなを褒めたたえた。


「うん、みんなグッド・ジョブ」

「グッド・ジョブ亮!」

「さあ、僕の部屋に向かってください

 寒い!」


翌朝早く美咲からの電話がなると

前夜遅くまで話をしていた亮は

眠い目をこすりながら電話を受けた

「亮、昨日はお疲れ様」

「はい」


「昨日、山口の家に入った連中

は日本人じゃないわ」

「はい、どうしてですか?」

亮は文明の事がばれたかと心配になった


「盗聴器の音を調べたら、かすかに中国語が聞こえたの」

「そうですか」

「ひょっとしたら中国マフィアかもしれないわ」

「もしそれなら山口の命が・・・・」

「ええ、殺されているかも知れない、

とりあえず千佳さんと身柄を確保している

連中から事情を聞くわ」


「はい」

「亮、後で二人だけで話がしたいわ」

亮には美咲が何を言いたいかわかった。


「はい、今日の夜には時間が

空くと思います。千佳さんは?」

「うん、10時から話を聞くことになっている」


「彼女は奴隷のように使われて仕方なしに

山口の言う事を聞いていたんです」

「わかっているわ」

「お願いします」


亮が仕度をしていると

恭子から電話がかかってきた。

「朝一番に一文字から電話があったわ」

「そうでしょうね」

「水曜日に伸びたと言ったけどどうする?」


「山口が消えました」

「えっ。どうして?」

「色々と昨晩ありまして拉致されたようです」

「戻ってくるのかしら?」


「生きているかどうか分かりません」

「そう、これで断る口実ができるわね」

「はい」


亮は一文字の資金を断つことができ

DUN製薬の乗っ取りを阻む事が出来ることに

安堵を感じた

亮はすぐに友子に連絡をして聞いた。


「株のほうはどうなりました?」

「良かった今電話をしようと

していたところでした」

「はい」


「それで、ロイがストレートホールディングの

株の5%を買ったと連絡があったわ」

「ありがとうございます」

「それでストレートホールディングの

株価は7%上がったわ」


「よかった、これで直接話しができる」

「ううん、こちらが代表権をもてるわ、

だって一文字は20%しか持っていないもの」


「はいっ?」

「EPIと言うアメリカの投資顧問会社に株を

保証として預けてしまっているの」

「そうか、経済用語の方のスワッピングですね」

「はい、そのことはロイが話をつけているわ」


「そうか、さすがロイですね」

「もし、ストレートHDが今回の件が

失敗したらEPIが株を取り上げて

圧力をかけてくるから一文字は必死なはずよ」


「はいそうですね」

一文字は朝から山口のところへ電話をかけ続けていた

「だめだ、出ない」

秘書の一恵が悲しそうな顔をして聞いた。


「私が山口先生のところへ行きましょうか?」

「いや。俺が行くそう言えば昨日先生に紹介した女は?」

「逸見真理と七瀬はるかですね。連絡を取ってみます」


一恵が電話をかけると七瀬はるかが電話に出て

代わりの者が行った事を話し、真理は電話に出なかった

「社長、逸見真理と連絡がとれません」

「もういい、先生のところへ行ってみる誰か居るだろう」


~~~~~~~

亮にドイツの秀樹から電話があった

「こっちの契約が済んだぞ」

「はい」


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