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ごの巻

 


 塾の面談。


 母、姉とチーフマネージャーの2対1で面談。弟を教えている先生とは別の先生だ。


 ある程度チーフマネージャーの話が終わった後、姉は事前に母と打合せしていたことを尋ねた。


「英語なんですが、どこが分かっていないか塾の先生は把握してくれているんでしょうか? 本人もどこが分からないかが分からないみたいで」


「なるほど。来ていただいている時間の中で全てを把握するというのは実際、難しい話で……。なので、夏休みを活用して英語の基礎からもう一度見直しをするのと、得意な数学を伸ばしてあげられたらと考えております」


 チーフマネージャーのお話は中々に丁寧でよく弟のことを考えてくれているのだな、と母も姉も感じていた。


 しかしながら、やはり実際に教えてもらっている先生との相性を考えると今のままでは駄目だ。この塾で先生を変えてもらうのか、それとも塾事態を変えるのか。通っている塾が合わなければ、違う塾へというのは何も珍しいことではないらしい。次から次へと変わり、子どもに合った塾に通わせる親は多いという。


 弟の意思も大事ではあるので、これは弟と相談だな。と、その日の面談は終了した。




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