表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

第二話 俺は眠いんだ‼

 ――……ドスン、ドゴォオオンッ‼


「――……んぁ? ったく、うるせぇなぁ……。俺ぁ、まだ、眠いんだよぉ……。昨日の疲れがまだ残ってんだからよぉ……静かにしてくれよぉ~」


 地震でも起こっているのか、はたまた近くで道路工事でもしているのか、俺の(ねぐら)を謎の激しい揺れと騒々しい物音が襲っていた。

 普通なら寝るどころか今すぐにでも飛び起きてしまいそうな揺れにも感じるが、正直、その騒音にこそ閉口するが、揺れ事態はむしろ心地よくすらあった。例えるならば、そうさな……。やたら眠気を誘うお昼時の電車の揺れに近い、とでもいえば伝わりやすいか……。

 ガタンゴトン、ガタンゴトン……。そんなことを考えている内にも、こう、眠気がドンドンと――……。


「……っ、こ、この……な、何で死なねぇんだ⁉ くっ、とっとと、くたばりやがれぇええええええっ‼」


 と思いきや、揺れに加え、今度はオッサンの怒号までもが聞こえ始めてくるようになりやがった。


「――チッ、何だってんだよ? オッサン同士の喧嘩か何かか? ったく、朝っぱらからうるせぇなぁ……。喧嘩なら余所でやれよなぁ……」


 そんなことを呟きながら何気なく、それこそ羽虫でも追い払う様に、シッシとばかりに手首を二~三回上下に動かした時である。


 ――ガンッ!


 と、振り回した指の先に微かに何かが触れたような感触がした次の瞬間、


「――ぬおっ!? どぁあああああああああっ⁉」


 ドンガラガッシャーーーーーーーン‼


 一際けたたましい音が俺の(ねぐら)に響き渡るも、今度こそようやっと静かになったのをいいことに俺は再び眠りの世界へと旅立っていった。


「むにゃむにゃ……。おやむみぃ~~……――」


最後まで読んでいただきありがとうございました♪


正直、まだまだ手探り状態ですが、それでも楽しんで書いていけたらと思っております。

宜しければ感想、コメント、評価、ブクマ等、宜しくお願いします。

それこそが作者の最大のモチベに繋がりますので! どうか、どうかぁあああああ‼

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ