第九十七話 散策開始
散策開始
「それで、どこへ行くの?」
門から出た僕は、お姉ちゃんにそう尋ねました。
「東の森よ。」
「わかったー。・・・そういえば、黄金の林檎って、なっているの?林檎って秋のものだったと思うけど。秋というには少し遅いと思うけど。」
ちなみに、ここら辺は春夏秋冬があり、現在は日本でいうなら12月の初めころかな?だいぶ寒くなってきたなあ。
「黄金の林檎は、年中実っているって話だけど・・」
「なら、問題なさそうだね。なってたらいいね。たくさんあったら、ひとつ食べて見たいな。」
「ふふっ、そうね。みんなで食べましょう。」
「うん!」
さあ頑張りましょう。
東の森へは特に何もないまま、たどり着きました。
「さて、ここだね。どれくらいの間ここにいるの?」
「そうね、とりあえず三日にしましょう。いつでも来れますし。」
「わかったよ、リヴィア姉。」
「でも、流石にこの辺りにはないよね。多分もっと奥まで行かなきゃないよね。」
「でしょうね。・・どっちの方向へ行く?」
「じゃあ、結奈が決めて?」
「えっ!あっ、えっと、じゃあ、こっち。」
結奈が右を示したのでそっちの方向に進んでいくことにしました。」
「あっ、今回もちゃんと地図は頭の中で作っておくから心配しないでね。」
「ええ、お願いね。その代わり、あまり戦いに参加しなくていいわよ。」
「はーい、お願い。」
さてさて、あるといいねえ。




