第九十五話 事件解決
事件解決
「君!その人たちは一体?」
兵士の方が僕にそう言いました。
「あなたたちがここに来た理由です。この方々を引き取ってくれませんか?」
「あ、ああ、わかった。・・おい、五人ほど、怪我人を受け取って、治療院まで連れていけ。・・それで、まだ、怪我人はいるのかな?」
「はい、まだまだいます。これ以上は運べなかったので・・案内しますから、付いて来てください。」
「ああ、わかった、では案内を頼む。」
僕は路地裏を戻ってゆきました。そして、お姉ちゃんたちのところに戻ってきました。
「ただいま、お姉ちゃん。怪我人は?」
「治療できていない人なら、そっちよ。とりあえず、危険はなさそうだから、ポーションを使っていないから、そっちからお願い。幸い、ポーションの効果がいいから、ポーションだけで十分間に合いそうだし。」
「わかった。じゃあ、運んでいくね。」
「ええ、お願いね。それから、よろしくお願いします。」
お姉ちゃんは、僕と兵士の方々に対しそう言った。
「おう、さあ、やるぞ。」
「「「はいっ!」」」
僕はそんな声をよそに黒縄で十人を持ちあげた。そして、路地裏から表へと向かって出ていった。そうして、再び、兵士さんが来るのを待ち、怪我人を引き渡し、また戻り、と繰り返していった。
「これで、最後かな?」
「ああ、そのようだな。あとはこちらがやる。だが、できれば、ここで何があったか教えてもらいたい。」
「はい、いいですよ。」
「では、聞くが、最近の事件の犯人が関わっていたのか?」
「はい、そうです。」
「そうか、なら、そいつは?」
「えっと、ですね。」
僕は戦いについてをある程度話した。僕の手の内をあまり明かさないようにはしておいたけどね。
「君が倒したのかね?!そうか、協力感謝する。」
「いえ、そろそろいいですか?」
「ああ、もういいぞ。長く引き止めて悪かったな。」
「いえ、気にしないでください。・・じゃあ、帰ろっか。お姉ちゃん、結奈。」
「うん。」
「ええ、そうね。」
こうして、今回の事件は幕をおろした。




