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死の支配者にレクイエムを  作者: looc
L'alba sepàra dalla luce l'ombra
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第九十四話 運搬作業

運搬作業


「・・・カナデ・・」

「うん、大丈夫。・・さて、じゃあけが人の回収をしよっか。」

僕は途中一度目をつぶり、黙祷を捧げ、そして、鬼化をとくとそう言いました。

「・・ええ、そうね。」

「わたしには無理かな〜?」

「まあ、無理だろうね。まあ、僕とお姉ちゃんで・・って、魔力がだいぶ減ってきているなあ。間に合うかな?お姉ちゃんは?」

「うーん、私もそこまで余裕はないかしら。」

「どうしよっか。」

「まあ、とりあえず何人か手当てして手伝ってもらおうかしら。」

「わかった。じゃあ、僕は怪我が酷い人を運んでいくね。結奈とお姉ちゃんは、こっちを任せるよ。」

「うん、わかった、頑張ってね、奏。」

「うん。」

そうして僕たちは行動を始めた。僕は黒縄地獄を用いて、怪我人を慎重に持ち上げて、一本につき、一人、計十人が限界かな?体から出したものだと僕に力が全てかかるから動けないだろうし。というわけで、地面から生えている、黒縄で運んでいます。動いたら、黒縄が置いて行かれるんじゃと思ったかもしれないがそれはない。この魔法は正確に言えば、地面壁などより少し浮いた場所に黒縄を呼び出す穴をあけるもので、僕から、一定距離までの間に浮遊し続けるものだから。ただし、壁や床がなくなれば消えてしまう。まあ、そういったわけで運搬には最適な能力であったりする。・・・自分の体を運べば、体力の温存ができたんじゃ。迷宮の時にきづけばよかった・・・。

揺らさないように運ぶため時間はかかったが、路地裏から出ることはできた。そして、そこから、詰所にでも向かおうと思ったところ、そちらから、人が来るのが見えました。どうやら、この人たちを預けてさらに、案内したほうがよさそうだね。到着を待ちました。

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