表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死の支配者にレクイエムを  作者: looc
L'alba sepàra dalla luce l'ombra
67/381

第六十七話 彗氾画塗

彗氾画塗


僕は、先ほどと同じ絵を描きました。

「いやー、絵上手だね。」

「まあ、頭の中にあるものをそのまま写し取っただけですからね。」

頭の中の風景を紙の上に貼り付けてそれをなぞっただけ。だから、絵が上手いのではなくて、ただ、間違えていないだけ。こんなもの写真と変わらない。

「それではそろそろ行きますね。」

「あ、ああ。わかった。」

僕たちは、ギルドを出ると、再び、詰所へと向かいました。

「あの、すみません。」

「うん?なんだボウズ・・・って、リヴィアさんも?ど、どうしたんだ。今は、殺しの犯人の目撃者から話を聞いているのと、裏道を見回ってるのとで、忙しいから、重要じゃないなら、遠慮していただきたいのだが・・・って、こんなんじゃいけねえよな。それで、何の用だい?」

「まさに、その事件に関することですよ。犯人の姿を描いてきたので、わたしにきたんですよ。」

「なに?!お前たちも、襲われたのか?!」

「いえ、現在話を聞いている女性を連れてきたのが僕たちなんですよ。聞いていませんか?」

「忙しくて聞いてないな。まあ、わかった。君たちなら大丈夫だろう。案内はできないがそれでもいいか?」

「はい、大丈夫です。」

僕たちは、詰所の中に入り、どこにいるのかを探しはじめました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ