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第六十五話 感恩戴徳
感恩戴徳
「まあ、こんな感じで捜査が難航しそうなんだ。だから、路地裏とかに入るなよ。」
「うん、ありがとう。」
心から心配してくれているのが感じられたので素直にそう返事しました。
「じゃあ、そろそろ行く?」
「そうね。おそらくこれ以上の情報は手に入らないでしょうし。」
「あ、あの!」
「はい?なんでしょう?」
「た、助けていただきありがとうございました。」
「いえ、どういたしまして。行きましょう。」
「うん。」
僕たちはそう言って詰所を出ていった。助けられた女性は僕たちの姿が見えなくなるまで、頭を下げていた。
「これからどうする?」
詰所から出たところで僕はそう言いました。
「とりあえず、ギルドに行きましょう。」
「うん、そうだね。」
ギルドにたどり着きました。
僕たちは受付のお姉さんの元へ行き、
「すいません、ギルドマスターにとりついでいただけますか?」
「リヴィアさん?・・・なにやら重要そうな話のようですね。わかりました。少々お待ちください」
そして、受付のお姉さんは、ギルドマスターの部屋へと向かった。少しして、お姉さんは帰ってきて、
「ギルドマスターは、お会いになるそうです。付いてきてください。」
そう言いました。僕たちはお姉さんについてゆきました。




