第四十四話 悪戦苦闘
悪戦苦闘
「おはよう、お姉ちゃん」
「えっ?あっ、おはよう。」
「ご飯食べよ?」
「・・・ええ、そうね。」
そうして挨拶をしてご飯を食べて探索を開始しました。そろそろ出口を見つけないと食料が足りなくなってくるようです。
いつものように、お姉ちゃんの背中にのるとお姉ちゃんは通路の方へと向かいました。とりあえず階段側の封鎖を解除して、次に通路側の封鎖を見ました。うん、魔物の姿は、見つかりませんね。僕は封鎖を解除しました。
そうして探索を進めてゆき、階段を見つけて次の階層へと行くと、そこには大きな扉がありました。・・・もしかして、この先にボスみたいなものがいるんでしょうか?
「カナデ、気をつけていくわよ。」
「うん、わかった。援護は任せて。」
「ええ、信頼しているわ。」
「うんっ!まかせて!」
僕は信頼されることが嬉しくて上機嫌でそう答えた。そして僕らは扉を開けて警戒しながら中に入った。
中に入ると少ししてから扉が勝手に閉まって開かなくなった。そして、部屋の真ん中に鎮座していた巨大な金属製のゴーレム?が、動きはじめた。・・・さて、どうやって倒そうかな?
「お姉ちゃん、どうやって倒す?」
「・・・どうしようかしら。火の魔法が、使えれば良いのだけど。」
「少しずつ削っていくしかないかな?」
「・・・ええ、そうね。」
その言葉に僕は鍵を呼び出して剣にしました。そして、黒縄9本を使って相手を押さえ込みにいきました。しかし、すぐ逃れられてしまいます。それでも、少しは抵抗になるようなので、その間に、残りの1本とその先に結んである鍵でゴーレムの表面を削ってゆきます。戦いははじまったばかりですが、苦戦の予感がします。




