表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死の支配者にレクイエムを  作者: looc
Massa's in De Cold Ground
37/381

第三十七話 安閑恬静

安閑恬静


「ふう、終わったわね。カナデは平気?」

「うん。」

僕はそう言いながら、先程投擲した鍵を拾っておきました。

「そうだ、援護ありがとう。」

「気にしないで、お姉ちゃん。」

「カナデは体は平気?」

「うん、大丈夫。魔力、いや、生命力の方もほとんど使ってないし。」

「無理はしないのよ。」

「はーい。」

そうしてまた、探索を再開した。そうしていると、ときどき魔物と戦うこともあったが、あまり数もいなかったので、これといった怪我もなく進んでいた。

「なかなか、出口が見当たらないね。」

「ええ、あっ、こっちもまた行き止まり。」

僕は少し考えて、

「多分3つ前の分かれ道を左に曲がるんだと思うよ。」

「どうして、そう思ったの?」

「今までの地図から考えてかな?ただ、そこだけ、立体交差になっているかもしれないから、やっぱり今まで行ってないところは行ったほうがいいかな?」

「もしかして、今までの道が全て頭に入っているの?」

「うん。」

僕はそう答えた。まだ、覚えていられるから問題ない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ