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死の支配者にレクイエムを  作者: looc
Ce qu'on entend sur la montagne
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第三百二十四話 精神生命

精神生命


「・・・なるほど・・ね。そういう話だが、お前らは信じるか?」

真田さんと一緒にいたらしい二人に向かって勇者の代表さん・・・未だに名前を聞いてなかったけど・・・は、そう尋ねました。

「・・・嘘をついているようには思えませんでした。それに、倉崎さんがずっと一緒にいたって話ですし・・・信じます。」

「俺もだ。」

「うん。僕も信じていいと思っているよ。・・・つまりは、君の中の悪い感情とかが集まったような相手が敵と言うことだね。さながらジキルとハイドのように。」

「・・・まあ、だいたいそんな感じです。・・・とは言え、僕自身はヘンリー・ジキルのように、善のみの存在というわけでは無いですけれど、ね。」

「・・・ちなみに、君は何歳なんだ?」

「・・・難しいところなんですが・・・僕が生まれてから十四、五年経っている・・・ってところですかね。・・・あっちの世界では、どうにも、精神的に停滞していたらしく、こっちに来たときはあっちの世界では十二歳だったにもかかわらず、五歳になっていて・・・まあ、それから色々あって少しは成長したんですけどね。・・・ですから、僕は一種、精神的生命体みたいなものですので、なかなか難しいです。ただ、ステータス上の年齢は十歳となっています。」

・・・まあ、今はおそらく成長が止まっているんでしょうね。・・・記憶がありませんから。

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