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死の支配者にレクイエムを  作者: looc
Ce qu'on entend sur la montagne
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第二百六十五話 旅人宿泊

旅人宿泊


一番近くにあった集落にやってきました。・・・やっぱり道がわかるっていうのはいいですね。・・・うん。

「・・・ここは・・・なんていうか素朴な感じだね。」

「・・・まあ、そうかもね。」

「・・・おや?旅人さんですか?」

「こんにちは。はい。そうです。」

「そうか。つかれたじゃろう?何もない村じゃが、ゆっくり休んでいっておくれ」

「あ、ありがとうございます。・・・あの、ひとつだけ教えてもらってもいいですか?」

「・・・ふむ、なんじゃ?」

「風の大精霊様を知りませんか?」

「ふむ・・・風の・・・大精霊様・・・とな。・・・すまんの。特に思い当たらんわい。」

「・・・そうですか。ありがとうございます。・・・とりあえず、今日はこの村に泊まって行こうかと・・・宿とかは・・・。」

「すまんの・・・あまり旅人も来る事がなくての・・・。じゃが、空いている家があるが・・・そこでもよろしいですかな?」

「・・・わかりました。では、そこを使わせてください。」

「ええ。もちろんですとも。・・・少し寒いかもしれんのう。・・・薪が必要ならこっちじゃ。」

「何から何まですいません。」

「気にするでない。こういう村ですと助け合いで成り立っていますからの。その延長にすぎんよ。」

・・・おお!なんか、かっこいい。

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