202/381
第二百話 探査訓練
探査訓練
「じゃあ、探索しますか。えっと、ここはどうすればいいんだ?」
「・・・確か、どこかの建物に下り階段があるらしいぞ。そこを降りれば次の階層だとか。おそらくそれを繰り返していけばいいんだろうな。」
「なるほどね。とりあえずローラーしていくしかないかな。地図は書かなくても僕の頭の中に入れとくから平気だよ。」
「大丈夫なんですか?」
「余裕だよ。よし、早速調べていこう。・・・罠とかにも気をつけよう。多分色々あると思うからね。特に建物に入ろうとしたらみたいのもたくさんありそう。」
「確かにな。」
「あの、私が罠を探します。」
「ミーナ、できるの?」
「いえ・・・まだ、できません。ただ、索敵とともにできたら役に立てると思って・・・だめでしょうか?」
「だめじゃないよ。頑張ってね。よろしく。」
「はい!!すぐに罠を見つけれるようになります。」
「まあ、とりあえず黒縄で罠を発動させながら進むから、探すだけ探してみてね。多分それだけでも効果あると思うし。」
「はい。」
ミーナはじーっと床や壁に視線を送っています。はてさてどうなるんでしょうかね。




