第十九話 黒縄地獄
黒縄地獄
僕は、発行されたカードを見てみると、名前とギルドランクの枠が埋まっていた。僕のギルドランクは、1である。ちなみに、お姉ちゃんは3、ガウルさんは5らしい。そして、最大値は10らしい。
閑話休題
「お姉ちゃん?次は何する?」
「うーん、じゃあ、お買い物に行く?」
「うん、行こっ!」
僕はお姉ちゃんの手を取り、お姉ちゃんに導かれるように、街へと繰り出して行きました。
市場には、見たこともない、野菜や果物が並んでいました。僕は、ワクワクしながら、商品を眺めています。そうして街を歩いていると、荷物が多くなってきたので、帰ることになりました。その帰り道にて、誰かの視線を感じました。
「よお、姉ちゃん、俺らと一緒に遊ばないか?」
と男たち3人が話しかけてきました。
「いえ、結構です。」
お姉ちゃんはそう返しましたが、無理矢理連れていこうと思ったのでしょう。お姉ちゃんの手をつかもうと手を伸ばしてきました。
「汚い手でお姉ちゃんに触るな。」
僕がそう言うと同時に、黒い縄が、その男を締め付けました。
「グッ」
男はそう声を漏らしました。
「ドダン!ちっ、死ねガキが。」
男の仲間は、僕を剣で切りかかってました。僕は手に鍵を召喚すると、
「『さあ、開け地獄門。汝に判決をくだす。汝が堕ちしは、黒縄地獄。』」
僕が頭に突如浮かんできた文言を唱えると、
僕に剣を向けた男に向かって、黒い縄が向かって行きました。その縄が男の腕に触れると、その腕は、刃物で切られたかのように切断されました。それを見た僕は男が何か言う前に、縄を用いて男たちの首を切り落としました。僕は物言わぬ骸をただ、眺めていた。




