第百八十話 買物案内
買物案内
僕たちは部屋から出て、フロントのところまで行きました。すると、ちょうど、パンタさんがいました。
「おや、カナデさんじゃないですか。どうかしましたか?」
「いえ、少し買い物をしようかなと思いまして、できれば案内していただけませんか?」
「ええ、いいですよ。こちらも特に予定はありませんから。」
「ありがとうございます。では、よろしくお願いします。」
「ええ、任せてください。何を買う予定ですか?」
「えっと、服と食料ですかね。」
「わかりました。では行きましょう。お得意様のところに案内しますね。」
「あ、わかりました。ありがとうございます。」
「いえいえ。では、まずは、食料品ですね。」
「あ!えっと、調理器具も欲しいです。」
「そうですね。わかりました。・・・ふむ、まあ、まずは食料品店でいいでしょう。」
そんなわけで、パンタさんに案内されて、食料品店にやってきました。
「この街ではこれがお勧めみたいなものってある?」
「そうだね、ここら辺は牧畜が盛んでね。乳製品が人気だね。」
「へえ、じゃあ、それを中心に・・・っと。」
乳製品を大量に買い込んでおきました。うん。『異界の匣』本当にすごいな。賢者カーディー・・・本当にありがとうございました。




