表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死の支配者にレクイエムを  作者: looc
Nel cor più non mi sento
171/381

第百六十九話 鑑定結界

鑑定結界


「よく来たね。・・・ほうほう、なるほど、お主は8番目を持っているのか。通りで興味が惹かれるわけじゃ。」

・・・8番ってもしかして、ナンバーエイトかな?

「・・・なんで・・・」

「なんで知っているのか?かの?」

「え?あ、その、はい。」

「まあ、賢者じゃからじゃな。」

「・・・」

「まあ、冗談じゃ。鑑定魔法を付与した結界が張ってあるのじゃ。」

「あ、なるほど。」

「うむ、まあ、それで興味を持って呼んだのじゃよ。鑑定結界では、珍しい魔法が使えることと、親しい人物が来たことしかわからないからの。それで、呼び込んで、鑑定したのじゃ。何ヶ所か見ることができなかったがの。驚いたぞ。」

『迷い人』とかかな。多分。

「それで、そっちは何しに来たんじゃ?何かあるんじゃろ。」

「はい!そうです。聞きたいことがありまして・・・。」

そして、お姉ちゃんのことを話しました。

「・・・と、こんな状態なんですけど、どうすればいいでしょうか。」

「・・・ふむ、なるほど、話を聞いた感じからすると、もう体は大丈夫なのじゃな。そうなると、強制的に魂を縛り付けている状態じゃから、それを解放すればいいのじゃ。」

「・・・僕の魔法でどうにかなるってこと?」

「いや、やめておいた方がいいじゃろう。お主の鍵魔法は、自分で閉じたものでないものを開ける際かなり強引になるからの。どんな影響があるのかわからない。」

「・・・なら、どうすれば?」

「精霊の真珠があればいい。」

「精霊の真珠?なんですか?それ。」

どうやら、一歩前進したようですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ