第十三話 身体強化
身体強化
お姉ちゃんのいう、投げナイフのように使えるか、試してみた。どうやら、飛んでいる間は、光を纏うようで、きちんと、武器になるようだ。ただ、問題もあった。そう、僕の身体能力のことだ。あれ?でも、狼と戦えたから、身体能力は低くはないのでは?と思い、お姉ちゃんに尋ねてみると、
「多分、身体強化を無意識に行ってたんじゃない」
とのことだ。なんでも、魔力により、身体を活性化する技術で、普通、魔法には含まれないらしい。魔法の欄に身体強化と書いてあった場合、それは、普通の人がおこなう身体強化とは、全くの別物らしい。使用する魔力量に対しての、強化量が最低でも5倍程度違うようだ。まあ、魔法ではない身体強化も、人により、倍率が違うからなんとも言えないが、先天的に所持している者以外でも、それくらいのことができるようになれば、魔法として登録されるらしい。
閑話休題
まあ、結局のところ、身体強化をしなければ、まともな身体能力は期待できないということに変わりはない。それに、普通に考えて、5歳児が、狼を倒せるという身体強化は、身体に負担をかけないものなのだろうか?おそらく違うだろう。多分、活性化するというだけでなく、魔力により無理矢理、増強するとか。そう考えると、魔法を鍛える方がいいのかな?よし、
「お姉ちゃん?魔法の上手な使い方教えて?」
「・・・はっ、も、勿論いいわよ!」
「ありがとう、お姉ちゃん!」
そんなわけで、魔法の練習です。




