12/381
第十二話 鍵剣召喚
鍵剣召喚
「じゃあ、やるね。『鍵剣召喚』」
僕がそう言うと、僕の手に光が集まり、それが消えると、僕の手の上には、掌サイズの鍵がのっていた。
「あれ?これが剣?」
なんて思っていると、鍵が大きくなり、30cmほどになった。
「おお、凄い。さすがに、鍵だし、斬るものじゃなくて叩き潰すものかな?」
室内で試すわけにもいけないので、お姉ちゃんと一緒に外へ出て、家の裏で、薪に対して、鍵を振り下ろした。綺麗に真っ二つになっていて、驚いた。
「えっ?こんなに複雑なかたちをしているのにこんなに綺麗にきれるの?」
「へぇ、凄いわね。どうなっているのかしら。」
「んー、・・・ああ、剣を振った時に、一瞬だけ、普通の剣の形に光が集まっているね。多分これかな?」
「なんで、わざわざ鍵の形をしているのかしら。」
「わかんない。だけど、利点もあると思う。」
「どんな?」
「相手の武器とかを引っ掛けやすいとか。光は一瞬だけだから、多分できると思う。」
「でも、その部分って壊れやすそうじゃない?」
「壊れたら、新しいの出せばいいんじゃない?」
「ああ、そうか、魔法で作ったものだし、できるのかしら?」
「試してみようか。まずは、新しいの出してみよう。・・・できた。」
「なら、投げナイフみたいに使えるかもね。」
それができるなら、使いやすいかも?




