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小学生の煩悩  作者: tom
3/3

もうすぐ夏休み

第3話更新です!めちゃ久しぶりな気がします。

短めですがよろしくです。

 生き物係になってから岸本香織との関わりは言うまでもないが濃く、深くなった。

いや。それだけではない。

委員会も同じ栽培委員として活動していかなければならなくなった。


 そもそも栽培委員の主な役割は学校の敷地内に植えてある花の世話をしたり、新しく苗を植えたり草取り、その他雑務をする仕事だ。

軍手を付けているとはいえ、作業後指を見ると爪に土が入って黒っぽくなっているし、肥料や土の独特の匂いは鼻につくし、ミミズは出てくるし、ずっとしゃがんだ姿勢をとらなきゃいけないしで、そう楽な仕事ではない。

 そんな中、岸本香織はここぞとばかりに、地味に私に嫌がらせをしてくるのだ。


ホースを持てば、水をかけてきたり、変な虫を私の方へ押しやったり。

泥まみれの軍手を付けたまま私の背中でそれを拭うようにしてきたり‥‥。

そのすべては先生が見ていない所を狙ってやってきた。


私はどうすることもなく、ただされるがままだった。

鋭い目つきは私が困った顔をすると翻したかのように微笑んでいるのだ。



 ー『ただいま‥‥』


狭いアパート賃貸で三人暮らし。きっとまた引っ越しになるんだろう。

だからそれまでの辛抱だよ。


ここ最近家に帰る度、そう自分に言い聞かせている。


それにもう小学6年生‥‥あと半年かそこらで中学に進学するんだ。

親は私立に行かせるとか行かせないとかで揉めているのを以前住んでいた家の寝室から聞き耳を立てていたけれど。いや。聞き耳なんてわざわざ立てなくてもよく夫婦で口喧嘩していた。聞きたくなくても私はそれが雑音には思えなかっただけの話なのかもしれない。


薄暗い部屋に橙色の照明をぽつんとつけた。


もうすぐ小学校最後の夏休みだ。

カレンダーを眺めながら私はその日がとても待ち遠しくてたまらなかった。



つづく




読んでくださった方、ありがとうございます!

神崎ほとり(主役)ベースで物語っているのでちょっと鬱傾向かもしれませんが(汗)

起承転結、頑張ってみます><

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