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タイトル未定2026/03/17 07:32

シャワー朝食を済ませた龍聖と拓未は職場への道を二人歩いていた。

「まだまだ寒いなぁ〜」

ポケットに手を突っ込んだまま龍聖は言う。喋る口元からはうっすらと白い蒸気が吐かれていた

「寒の戻りってやつだな」

拓未はカイロで手を温めながら笑って言う。

「てか風が痛ぇ!!」

ただでさえ外気が寒い中、そこまで強くは無いとはいえ、冷たい風が二人を襲っていた。龍聖はそれに怒っているようだ。

「ほんとに3月か?」

「うん。あ、ほら梅」

「ほんとだ」

龍聖の疑うような言葉に拓未は偶然見つけた梅の木を指さして回答した。梅自身も間違えたかな?と感じているように見えてくる。

「昼間でこれなら朝はもっとやばいだろうな」

龍聖は自分で言っておきながらその朝を想像したのだろうか、とても嫌そうな顔をした。

「毎日夜も大概じゃない?」

「確かに?」

拓未からの問いかけに同意する龍聖。

「でもやっぱ朝起きてそっから外出て寒い方がきついかも」

「あーその追加要素は強いな」

龍聖の意見を聞き、拓未も嫌そうな顔をして同意した。

「でも今が一番辛い!」

「ハハッ現実だからな」

龍聖の主張に笑いながら拓未は答えた。

「塾暖房入ってるかなぁ…」

龍聖にとってはかなり重要な事なのか、腕組をしながら真剣な表情で拓未に聞く。

「流石に入ってるでしょ」

拓未はクスッと笑いながら答える。

「入ってないと皆に挨拶できないよ。コココンババンワァ〜みたいになる」

「それはそれで面白いかも」

拓未は笑顔で答える。その表情を見た龍聖は心なしか嬉しそうだった。

「さてと」

龍聖はポケットから手を出し、声に合わせて伸びをする。

「今日も頑張りますか」

龍聖はそう言うと左手で拳を作り手の甲の方を拓未に向けて差し出した。

「おう」

拓未もそれに応えるように同じ形を右手で作ると、龍輝の拳とぶつけた。

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