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超魅了少女 ~調味料兵器で戦う魔法少女が、夢魔とグルメバトルでご馳走ゲット! 勝利の味をみんなに振る舞っちゃうぞバージョン~

作者:J.O.A.
 わたしこと、塩見居醒が甘味処でまったりとしているところに、緊急ご飯速報の通知がポップアップした。
 出現地点に映っていたのは、なんと自分で。
 突如、サングラスのドクターコート集団に捕らわれ、わたしは意識を奪われる。
 気づいた場所は、やけにリアルな夢の中で。
 しかも遙か上空から落下している最中だ。
 そこにいた夢魔(魔物)が、同じく落下している直径200メートルのボウルに入ったフライドポテトを、美味しく味つけできれば助けてやると言ってきた。
 ここは正夢で、言うとおりにできなければ落ちて死ぬというが。
 そんなことできるわけがないと狂乱していると。
 甘味処のウエイトレスが現れて、わたしだったら塩属性の超魅了少女だからできると言ってきた。
 わけが分からない。
 得夢と名乗るウエイトレスは、わたしと共に塩精霊を召喚し、塩魔法で、なんと、フライドポテトを美味しく味つけすることに成功した、のだが。
 夢魔は味つけがまんねりだとして納得しなかった。
 そこで得夢はケチャップ精霊を召喚して、特別なケチャップで味つけを加えてみると。
 夢魔はあまりのうまさに昇天し、フライドポテトは無数のLサイズとなって、流れ星のように町へ降り注いでいった。
 夢から覚めると、空からフライドポテトが降ってきていて。
 大人も子供も大喜びで食べ出した。
 みんなからお礼を言われて、有頂天になるわたし。
 帰宅すると、超魅了少女育成高等学校から編入の招待状が届いていて。
 わたしは転校することになる。
 転校当日、またもやサングラスのドクターコート集団に、オリエンテーションという名目で意識を奪われ。
 次に目覚めたところは。
 町がめちゃくちゃに破壊された紛争地帯の避難場所だった。
 食料がなく、みんなお腹を空かしているよう。
 そこで出会った超魅了少女の夜船に、夢魔が出現していると言われて。
 もしもご飯を勝ち取ることができれば、みんなを飢えから救えるのだが。
 もしも負ければ、わたしもみんなも死ぬよと宣言される。
 その重圧に押し潰されそうになったとき、飢えに苦しんでいる子供たちや、自分の作ったご飯を喜んで食べてくれた人々の光景を思い起こして。
 わたしなら救える可能性があるのならと。
 決意を固め、夢魔のいる大空へ、わたしは飛び出した!
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