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失われていく自分の世界  作者: 糸守 朱知。
都市国家連合国編
51/199

51.登場人物まとめ(1章)

よろしくお願いします。

名前だけ登場のキャラは省きました。


1.鈴屋泰斗

本作主人公。

年齢21歳。男性。

母は泰斗が物心つく前から存在していない。

父は泰斗が小学校低学年の頃死亡。

引き取り手は誰もおらず、親戚間をたらい回しにされていた。

そのため、引っ越しが多く学校もうまく馴染めず友達もいない。

高校時代にはついに心的病に陥り、かなり世間体を気にする当時泰斗を引き取っていた親戚からカウンセリングを強要される。

高校を卒業してからは生きていくためだけにバイトして日々を過ごしていた。

意味があるのかはわからないが担当医の説得により1人暮らしをするようになってからもカウンセリングはそのまま通い続けていた。

その担当医から『ダイイングフィールド』を勧められ泰斗はプレイした。

そしてその日からダイイングフィールドは泰斗の生きる理由になった。

しかしそんなダイイングフィールドでも泰斗は1人だった。

基本的に人と話すことが苦手で、相手の自分を見る視線を恐る一面を持つ。

そのため自分から交友を広げることは苦手。

友人すら出来ていないため、ちろん女性経験はゼロ。


2.レイ・メギド

ダイイングフィールドで鈴屋泰斗が使用しているアバター。男性。

『ダイイングフィールド』フィールド上、最北の地に存在する国を治めるもの。

泰斗が人と関わることが苦手なことに加え、相手から突然侵攻をされないように未発見地域に国を作り上げた。

ある程度国としての形が完成し、これで次の段階に進めるというところでダイイングフィールドから存在が消えた。

転移後は長髪が黒から白に、そして体に変な魔法陣のような変な刺青が入っていること以外に変化はない。

この世界に飛ばされてからメギド国内の配下NPCたちとの繋がりが切れたことに発狂。

初めは冒険者となり、配下の元に帰る。もしくは配下をこの世界に呼ぶ方法を探すため冒険者になった。

しかしイーリから多大な恩を受けたと感じているため、帰るにしても何かイーリのためになることをしてからと考えている。

それに加えて、ラールとサーシャという自分を受け入れてくれる存在が出来、この世界にたいしてやや執着を感じ始めている。ラールの告白に対して答えを出したいと思っているが自分の中にあるラールに対する感情の名前がわからず困惑している。


3.イクタノーラ

故人でありレイの悩みの種。

見た目はレイとそっくり。

レイが目覚めたミャスト迷宮で最後を迎えた人物。

まだ彼についてはよく分かっていない。

しかしレイの体の中には彼の記憶が多く流入しており、ひどく他種族を恨んでいる。

彼の死因は迷宮攻略中、故意的なフレンドリファイア。

それにより一時的に参加していたパーティにいる種族ほとんどを恨んでいる。

レイは日頃生活する際、突然発露する『イクタノーラの殺意』に苦心している。

というのもこの復讐心は殺気となって周囲無差別にばら撒かれるのだが、発動条件が正確ではない。

今のところ人種には発動していない。他種族には発動する個体とそうでない個体がいる。


4.イーリ・デースト・ルイアベン

レイが転移後に初めて会話をした人物。

都市国家連合国ウキトスを拠点としているAランク冒険者パーティ『ハーモニー』のリーダー。身長は140~150ほど。常に白狐の仮面をつけており、声がくぐもって聞こえるため性別は不明。近接戦闘が得意で、両腰に下げている剣が主武器。

レイもイーリ本人も互いに、出会ったばかりなのに異様に気が合うと感じ、謎に信頼もしている。そのため自分の目的を知っても仲間になってくれるのではないかと期待して声をかけた。レイは悩みながらもパーティに参加してくれるという。しかしそれを仲間によって妨害される。そのため仲間に対して怒り心頭。


5.ベス

都市国家連合国の衛兵。

レイと出会った時はミャスト迷宮の門の警備だった。


6.メルラ

都市国家連合国ウキトス冒険者ギルド受付嬢。

歳は20代中盤から後半。

SランクAランク専用の受付窓口を担当している。

ウキトスギルドの花形で皆、彼女に担当してもらいたいため昇格意欲が旺盛。

今のウキトスにはイーリたちしかAランク冒険者がいないため、暇を持て余しており、イーリ紹介のレイも自分が担当することに。

遠目では近寄り難い清廉な女性だが、少し会話をすると話がよく逸れたり暇だと不満を漏らすためレイは話しやすくて助かっている。

その一方、何を考えているのか分からない少し怖いやつという印象をグンバに持たれている。


7.レグリナ

『ハーモニー』メンバーの1人。

身長はイーリと同じくらいの少女。

頭から2本のツノを生やしているため、人種ではない。

レイのことをよく思っていない。


8.フィール

『ハーモニー』メンバーの1人。

寡黙なエルフ女性。

レイのことを怖いと思っている。


9.シィリー

『ハーモニー』メンバーの1人。

軽薄な犬型獣人。

レイのことをよく思ってない。


10.サーシャ

白山羊亭姉妹。妹。年齢10。

獣人種(山羊)と人種のハーフ。

左側にだけ後ろまで伸びるツノが生えており、髪は羊毛のようにふわふわしている。

ふわふわした性格をしており、外に出て人の色を見ることが好き。

両親からもらった人形を大切に抱えている。

姉しか頼れず、自分も姉の助けにならないといけないため頑張って客探しをしていた。

そんな時レイと出会った。

その後はあり得ないほどレイに懐く。

作者のお気に入りキャラ。


11.ラール

本作ヒロイン。

白山羊亭姉妹。姉。年齢17。

獣人種(山羊)と人種のハーフ。

頭の両側にツノが生えており獣人の血を濃くひいているように見えるが、体毛は人種の女性と同程度。

テキパキと行動するタイプであり、寝起きがいい。

両親が亡くなってからどうしたらいいかを誰にも相談できず1人で問題を抱え込んでしまっていた。宿が好きだからという理由で続けたことに後悔していたある日にレイと出会う。

そして色々(1章)あって完全に惚れる。

白山羊亭をレイが心置き無く帰って来れる場所にすることが今のラールの目標。


12.プロマリア・ディプロ

ロク商議会<外交>担当の長。

世渡りが上手いため11Rを筒がなく行うことができる敏腕外交官。

ラールたちの父親に物心ついた頃から片想いしていた。

見た目は外交官というよりも高級娼婦。


13.イルゾド・スレーブン

ロク商議会<奴隷>担当の長。

気性は荒い。プロマリアをロク商議会の長として尊敬し、女性としての彼女に惚れている。

そのため、ラールとサーシャが奴隷になっても何も問題ないと思っているやつ。

サーシャが好きな作者からすると天敵。


14.ゴンゾ

スレーブンのNo.2、イルゾドの右腕的な立場。身長2m体重250kg

知能がゴブリンほどしかないが、恵まれた体格に加え、気性の荒さから半裏社会で生活している。恩恵(ギフト)『マジックセンス』を持っており、相手の魔法発動を即座に察知できる。

そのためレイに大きな困惑を与えた。


15.サーシャ行きつけの酒場のマスター

姉妹の父、ルーサーの友人で、サーシャのご飯代をいつも誤魔化して無料にしている優しいおっちゃん。


16.ゾンバ

ウキトス冒険者ギルドの資料室にいる司書的存在。

非常に小柄でしゃがれた声の老婆。

しかしなぜか「異世界人」という言葉を知っていた。

そのためレイは警戒して資料室に足を運ぶことができなくなっていた。


17.コリウス

カグ村出身の冒険者。ランクはE。

仲間思いだがやさぐれた性格をしている。


18.キセラ

カグ村出身の冒険者。ランクはE。

明るい性格。

レナードが好き。


19.レナード

カグ村出身の冒険者。ランクはE。

善人であるが、それなりに冒険者という仕事に野心を持っている。

恩恵を持っているナナン羨んでいる。

嫉妬というよりは羨望。

キセラに惚れている。


20.ナナン

カグ村出身の冒険者。ランクはE。

基本的にほんわかしている。

食事と魔法にのみ興味を示す。

勝手にレイの弟子に志願。

レイがパーティに参加した時は、レイがうんざりするほど魔法の話をしていた。

恩恵(ギフト)『天眼』を持っている


21.カンズ

ウキトスを拠点にしているDランク冒険者。

若い時にラールの両親に世話になったため、今も通い続けている。


22.中堅冒険者たち

カンズと同じ感じの人たち。

両親への恩を姉妹に返そうとしている。


23.若手冒険者たち

ラール目あての冒険者たち。

レイとラールが一緒に寝ていたとサーシャが公言して以降来なくなった。


24.猖佯

レイの自作NPC配下。

ヴィアインフェルヌスというメギド慰霊国内の最終防衛地で『七冥王』という地位を与えられていた。


25.グンバ

ウキトス冒険者ギルドお抱えの鑑定員

恩恵(ギフト)鑑定眼(ミトオスメ)


26.ナンティス

ロク商議会ビューションの幹部。ウキトス支部を任された。

ラールの借金を帳消しにするなどの軽はずみな言動が目立つが、今までミスはして来なかった。しかしレイへの対応を誤り・・・。


ありがとうございました。


次回から2章に入ります。

投稿予定日は未定ですが、3月中にはあげられるよう頑張るのでよろしくお願いします。

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