50.魔法と魔物とアイテムと・・・(資料)
よろしくお願いします。
<魔法>
なぜかダイイングフィールドとレイの連れて来られた世界の魔法体系はほとんど同じ。
属性を分けると9つの区分が存在する。
四大元素である火属性、水属性、風属性、土属性。
これらを使うには魔力があることに加え、専用の職業に就かなければならない。
また四元素それぞれを習得することで上位の職業に就き、赤魔法、青魔法、緑魔法、黄魔法を使用することもできる。
以上の4つに加え、特殊属性である氷属性、雷属性、聖属性、暗属性が存在する。
氷と雷は元々が強力で、特定条件下でしか就けない職であるため上位職はない。
その一方で聖属性は白魔法、暗属性は黒魔法と四大元素と同じく上位職がある。
9つ目は無属性魔法。これは基本的に魔力があるなら使用できる生活魔法、職業に就かなければ使用できない補助魔法、索敵魔法など種類が多く、ダイイングフィールドのプレイヤーですら全てを把握出来ていない。
無属性魔法はレイも重宝しており、無属性魔法も上位職が存在する。
無属性魔法は職業選択せずとも使用できる魔法があることに加え、PVPで直接生きる魔法が少ないと考えられていたために意外と職業に就いたものは少ない。そのためかダイイングフィールドではレイだけが発見した職業だった。
虚無属性魔術は非常に強力なため使い所を見極めるのが難しい。
その他、精霊魔術や死霊術などもあるが登場はまだ先のため説明は省略。
『無属性魔法』
・ヘイスト
攻撃強化の補助魔法
・スケイプ
速度加速の補助魔法
・テイル
索敵魔法
範囲は術者の技量による。
・マーク
索敵魔法
指定した人物に印をつけ、テイルの範囲内であれば動きが分かる。
一度目にしたものにしか印は付けられないため、名前を知っているだけなどでは無意味。
最大マーク数は3
・キャスト
除去魔法
指定した無生物を消し去る。
細かい指定は技量次第。
・ブロック
遮音魔法
『火属性魔法』
・フレア
火属性の火の玉を数発生み出し、対象目がけて発射される。
・フレイムアロー
火属性の火の矢が出現し、対象目がけて発射される。
『風属性魔法』
・ウィンドバレット
火属性の火の玉を数発生み出し、対象目がけて発射される。
『聖属性魔法』
・白癒
精神を安定させる魔法。
『白魔法』
・聖杭
相手の行動を制限させる魔法。
制限の内容は自由に決めることが出来る。
術者の都合で禁止事項を決められる強力な魔法だが、仮にこの『聖杭』が魔法やアイテムの効果によって無効化された場合、術者にペナルティが発生する。
術をかけた本人が、同じ制約を同じ日数かけられる。
そして無理難題を貸さないようにするため、ペナルティを消す方法はダイイングフィールドには存在しない。
『聖杭』を仮に破った場合は心臓に刺さっている杭が体を貫き消滅する。
そして術者に魔法の消滅といった形で報告される。
『暗属性魔法』
・闇触
軟体動物、もしくはスライムのような粘体の触手を好きな場所に生み出せる。
非常に魔法の通りがいいため、聖属性系統の魔法で簡単に消すことができる。
『黒魔法』
・黒沼
相手を拘束し行動不能にさせる。
相手の意識は黒沼に囚われている間はない。
そのため、黒沼から解放されたあとは時間が飛んだ感覚を覚える。
拘束可能人数は10
『虚無属性魔術』
・渺茫空間
全てを飲み込む空間を生み出す。
一度この空間に入ったものは2度と出ることはできない。
レイの場合、攻撃魔法ではなく収納魔法と勘違いし使用している。
全てを飲み込むはずが、広げる穴の空間大小を調整し、アイテムボックスの下位版として使っている。
被害を無視して本来の用途で使用すれば町一つくらい簡単に消すことができる。
<魔物>
人に仇なす存在。
来歴は不明であり、牛や豚などの家畜と異なり共存がほぼ不可能。
・謎のオオカミ型魔物
レイが世界転移後、最初に遭遇した生物。
イクタノーラを結果的に殺した魔物であると考えられており、レイにより瞬殺されている。
出現場所はミャスト迷宮の40階層。
レベルは推定80~100
・雷犬シニクス
出現場所はミャスト迷宮ボス部部屋以外。
レベルは50程度
雷属性を纏っており、武具の素材として重宝される。
特に死後数時間経った死体が好きなため、殺した後しばらく死体と添い寝し、わずかに腐敗を促した後食べる習性がある。
・山熊リラード
出現場所はミャスト迷宮ボス部屋以外。
レベルは60~65程度
迷宮内では基本的に2、3匹でまとまって行動することが多い。
しかし外では単体で目撃されることの方が多い。
・銀華猫
出現場所はアケロペ迷宮10層ボス部屋。
通常ボス。
レベルは15~20
・金華猫
出現場所はアケロペ迷宮10層ボス部屋。
パーティ内に魔術師が2人以上いる場合に出現する、条件出現ボス。
レベルは20~25
・金羊樹ツーメンチ
出現場所は不明
植物系魔物。貴族御用達の高級食材。
戦闘能力は皆無だが魔物を行動不能にし、捕食する。
・銀羊樹ローエイツ
出現場所は不明
植物系魔物。貴族御用達の高級食材。
戦闘能力は皆無だが人を行動不能にし、捕食する。
・血啜りサースエグマ
出現場所は不明。
しかし金羊樹と銀羊樹と捕食関係にあるため、この魔物が出現する場所に現れると言われている。どこに出現しても最低でもレベルは70あると言われており、高ランク迷宮だとしても浅い階層に出現した場合、迷宮に一時的な侵入規制がかかる。
今まで迷宮外での目撃情報は上がっていない。
<アイテム>
転移後の世界では<魔法器>と呼ばれている。
ダイイングフィールドではアイテムの等級は一般級→希少級→特殊級→秘宝級→伝説級→神話級→夢幻級→幻想級→創世級の順に上がっていく。
その等級に世界差があるかどうかは今のところ不明。
・黒狐の仮面(伝説級)
鑑定偽装の効果がある。
Lv70以下の人は仮面ではなく狐人だと認識する。
また幻惑に対する耐性も多少ある。
・救道者の真弓(秘宝級)
自分のマナを矢に変えることができるため、矢は必要ない。
しかし返還率があまり良くなく、聖属性限定のため使い所は限られる。
・ファセット(希少級)
水属性の魔法が付与された魔法器。
レバーを上下させることで水を出すことができる。
しかし数ヶ月ごとにメンテナンスが必要なため持っているものは貴族、もしくは高級宿や有力商人くらい。
・黙示の耳飾り(神話級)
目的を設定することで、その目的達成のための最適行動を行ってくれる。
しかし損害などは全く加味されないため使い所はむずかしい。
・童子絶切(伝説級)
鬼人に対しての攻撃力増大。
切れば切るほど斬れ味減少、攻撃力増大。
・薄影のローブ(秘宝級)
相手の認識を逸らすローブ。
あくまで逸らすだけの効果しかなく、よく見ればそこに人がいるとわかる。
・対面鏡(希少級)
対になる鏡がある場所と連絡を取り合うことが出来る。
魔力は充電式のため魔力を持たない者でも使用はできるが、非常に高価。
PV7000超えました。
ありがとうございます。
たくさんの方に読んで頂いている中、申し訳ないのですが2章作成に手間取っており更新予定がずれてしまいそうです。




