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失われていく自分の世界  作者: 糸守 朱知。
都市国家連合国編
46/198

46.幸せ

よろしくお願いします。


レイにとってラールという女性に対して持った感情は“未知”だった。

レイの意識の中心となる、鈴屋泰斗は両親を幼い頃に亡くし、それから親戚間をたらい回しにされた。

義務教育期間が終われば親戚たちは誰も彼を引き取ろうとはしなかった。

そのことから分かるように引き取られている間、どこでも彼は邪魔者扱いされ、誰からも必要とされなかった。

そのため10代ながら悪感情をよっぽどよく理解していた。


だからこの世界に来てから彼は大いに悩んだ。

NPC配下、復讐、自分の存在、全ての問題を後回しにしそうになるほど、彼はラールの好意的な感情に困っていた。

これまで生きてきた中で相手から好感情を持たれたことなどなかった。

それゆえ何をどうすればいいかわからなかった。

どの行動を最優先にするべきなのか。

今まで自分の考えをもとに、求められたから、守りたいと思ったから、共感したから、仲間になりたいと思ったから彼は行動を起こした。

そしてその結果、ラールという女性から愛情を向けられた。

その思いに対して自分はどう思い、何をしたいのかがレイには分からなかった。


レイは初め、ラールの思いに共感して彼女を助けた。

そしたらなぜか彼女から告白をされた。

一時その思いすら嘘なのではないかと疑ったが、彼女は根気強くレイのことを支えてくれた。

だから自分も彼女を支えたいと思った。

彼女の笑顔をもっと見たいと思った。

彼女の夢が叶って欲しいと思った。

その場所に自分がいて欲しいと言われたことが嬉しかった。

でもレイは自分の抱くその思いが分からなかった。


そしてこの思いを理解した頃に彼はまた自分を嫌いになった。





「レイさん、遅くなりましたが準備終わりました!」

「私も〜」


8時を過ぎた頃、今日の白山羊亭の営業は終了していた。

初めてウキトスを訪れる人用の大きな門は、犯罪者や魔物を警戒して夜7時には閉まってしまう。

そのため深夜に駆け込みで宿泊を希望するような人はいない。

しかし利用者の中に冒険者が多い、宿泊所兼食事処でもある白山羊亭は早くても最低9時くらいまで食堂は空いている。しかし今日はラールとサーシャがレイとご飯を食べにいくという恐ろしいほど私的な理由を利用者に説明し、8時で店仕舞いにしてしまった。

普通はそんな我儘通るはずがない。

しかしこの宿にはラールとサーシャしか働いている者がおらず、週7勤務休憩なしであることを知っている利用者たちは喜んでその願いを受け入れた。

ここに来てくれている常連の利用者たちが二人のことを娘のように可愛がっているからと言うのも大きな理由だと思う。ただその分、その娘的存在の二人を連れ出すレイには厳しい視線が向けられる。しかしレイは元々自分に対する悪感情に聡いため多少居心地悪くても、心からレイを嫌う視線ではないと理解している。

だからレイはあえてその視線を無視して二人に声をかける。


「それじゃあ行きましょうか。」


サーシャを真ん中にレイとラールが左右に立って、手を繋いで歩く。

利用者がいるため食堂はまだ開けており、この後カンズたち冒険者はまだもう少し酒を飲むのだろう。

既に酔っているカンズたち中年の冒険者は三人の後ろ姿を見て、鼻をすすって泣いている。

互いの思いを共有しあい、このまま店主のいなくなった食堂で今の情景を酒のつまみにするようだ。


店を出て三人は歩く。


「レイお兄ちゃん、どこいくの〜?」


「ご飯食べに行くんだよって、それはわかるか。

サーシャは魚好き?」


「うん〜。好き〜。」


「よかった。ラールさんも大丈夫ですか?」


「はい、私もお肉とかよりはどちらかといえば魚の方が好きです。

なんか種族的なのかあまり胃がお肉を受け入れないみたいで。

人種の血も入っているので食べられないことはないんですけど、魚や野菜の方が好きです。」


「それならよかった。今から行くお店『海底の食事所』って名前のレストラン?なんですけど、魚中心のお店らしいんです。」


「でも都市国家連合国って海がないから魚って高価なんじゃ・・・。」


白山羊亭でも魚介類のご飯など一度も提供したことはない。

それどころかラールは両親が生きていた頃も魚を食べた記憶はない。


「隣国のクラーヴ王国は海に面していて漁業が盛んらしくて、そこから輸入しているらしいですよ。それとオセアニア評議国に全て海になっている迷宮があってそこから取れた魔魚もそのお店では食べられるらしいんです。それで気になってしまって。」


「そうなんですね?

えっと、そうじゃなくて・・・」


言いたいことを理解したレイは軽く微笑を浮かべながらラールを安心させようと軽口を叩く。


「問題ないですよ。最近臨時収入があって今めちゃめちゃ懐温かいんです。

それにサーシャも魚食べたいよね?」


「う〜ん!食べたい〜」


いつもより元気なレイに呑まれ、サーシャの一押しが決定打となりラールも楽しそうにため息をつく。

表通りから北門の方に三人で手を繋いで歩く。


『海底の食事所』に着くとすでに店は満席近い状態で、外にも多くの人が列を作り待っている。


「すごい混んでますね。」


「混んでる〜」


「そうですね。どこか手頃な値段の場所を・・・」


混んでいることを理由に早々別の店を探し出すラールの手をとり、先に進む。


「行きましょ、ラールさん。」


「え?ちょっと、並ばないんですか?」


並んでいる列を無視し、レイはそのまま店の中に入る。

店員と何か会話をしたところ、なぜかそのままちょうど空いている3人席に案内される。

仮面で表情の伺えないレイと、目を細め楽しそうにしているサーシャ、そして困惑するラール。

3人で案内された席に座る。

品書きを渡され、その中から今日のおすすめが店員から説明される。

店員が下がり、3人でどれにしようか決めようとした所でラールが待ったをかける。


「レイさん、大丈夫なんですか?たくさん並んでいる人たちいましたよ?

あんまりこういう割り込みってよくないと思うんですけど。」


「割り込み〜?」


「あ、割り込みじゃないです。違います。違います。

今日、昼ごろにお店見つけてそのまま予約してきたんです。

夜遅くなったら混みそうだと思ったので。」


「え、あ、そうなんですね?なるほど。すごい手際いいですね?ありがとうございます。」


元々友達すらいないのに女の影を感じられてもどうしようもないため、手慣れ具合に何か含むことがあるラールの視線からレイは逃げる。


「そんなことないですよ。

せっかく品書きをもらったことですし、どれにするか決めませんか?

サーシャはどれがいい?」


「ん〜ラアヘのスープある〜?」


「えーっと、ごめん。見当たらないや。」


「う〜。それならレイお兄ちゃんに任せる〜?」


「あの、私もレイさんに任せます!」


そうして二人に丸投げされたレイは気になるサラダとスープを頼んだ。

料理を頼み、待っている間にサーシャが今日どんなことをしていたのか聞く。

ゴンゾが来なくなって以来、白山羊亭の空気はどんどん良くなっているという。

掃除や洗濯をしている時、これまでは話しかけられなかったのに、最近はよく冒険者たちが色々と手伝ったり、話をしてくれるようになったという。

ラールの求めていた宿に戻りつつあるかは分からないが、空気がいい方向に向いてくれるのは素直に嬉しい。


「そういえばレイさんってどうして仮面をつけているんですか?」


「仮面、ですか?」


「はい、今は外しているじゃないですか。

外していたら普通にかっこいいのに勿体無いなって。」


「え?ありがとうございます。」


「あ///、いや、えっと、それにもう少し食べた方が健康的だとも思いますよ!」


思ったことを不意に口に出してしまったラールはテンパる。


「はい、ラールさんのご飯食べさせてくださいね。」

「私も〜」


「茶化さないでくださいよー!」


「ふふ。ごめんなさい。

仮面をつけている理由でしたよね。

・・・・この仮面、幻惑効果があるんです。」


「幻惑効果?」


「はい、ラールさんもサーシャも俺のことを狐人だと思っていたじゃないですか?

あれ、この仮面の効果なんです。

普通にみたらただの仮面なのに、つけた途端にその人が狐人に見えるものなんです。一度種明かしをすると仮面だってバレちゃうんですけどね。」


「へぇー・・・すごいですね。

確かにずっと狐人だと思ってました。

でもどうして?狐人に見られたいんですか?」


「別にそう見られたいわけじゃないですよ。

ただ、人種だと絡まれることも多いので。」


レイは嘘をついた。

この仮面は本当は復讐相手にイクタノーラが生きていることを悟らせないためのものだった。

しかし復讐について何の関係もない彼女に知らせるのは気が引けた。

それになぜだか分からないが知られたくないとも思った。

彼女ならそのことですら知りたいと、一緒に背負いたいと言ってくれるのかも知れない。

でもレイはそれが、その彼女の好意に甘えるのが嫌だった。


ラールにじーっと見つめられ、どことなく気まずくなってしまった。

多分嘘だとバレてしまっているのだろう。

しかしちょうどよく、運ばれてきた料理によって空気は弛緩した。


「お待たせいたしました。

『暴魚のアェクーアスープ』と『巨蟹の断食サラダ』でございます。」


テーブルの中央に『巨蟹の断食サラダ』が置かれ、3人の目の前には『ディマルカスのアェクーアスープ』とサラダ用のとり皿が配膳さる。


店員の人に料理の内容を尋ねると次のように説明してくれた。

『暴魚のアェクーアスープ』はオセアニア評議国Eランクのイナクア迷宮に出現する、『暴魚ディマルカス』を使用したコマコベースのスープだそうだ。

そしてもう一方の『巨蟹の断食サラダ』は手の込み具合がすごかった。

カグ村で世話になった軍食を調味料と共に海水につけてある程度柔らかくする。

その軍食の上にサラダや魚介類を乗せ、それを何重にも層にし、ピラミッド型にする。

そして最後に最近クラーヴ王国で流行っている巨蟹を丸々一匹分ピラミッドに突き刺す。


この店で一番単価の高かった料理なだけに確かに迫力がすごかった。

そして店員の説明が終わるとともにサーシャは我慢の限界にきていたようで、『暴魚のアェクーアスープ』に口をつける。

普段は眠たそうな瞳を目一杯に広げる。

その反応だけでは美味しいのかまずいのか分からないが、サーシャの手が止まらないところを見るととても美味しいようだ。


そんなサーシャの様子をラールと楽しげに見ていたが、二人とも食事に手をつけるとそれどころではなくなった。

『暴魚のアェクーアスープ』は酸味の効いたスープで、飲めば飲むほど食欲が掻き立てられる。ディマルカスの白身もいい具合にほろほろでとても美味かった。

『巨蟹の断食サラダ』は今までに食べたことのないサラダだけ驚きもひとしおだった。

何層にも重ねられたピラミッドを切り取り、その層を見てみると一番したから、軍食→ポタトやポーマン、ジニン→軍食→魚の白身、海鮮類→軍食→蟹の構造をしていた。

カグ村で食べた時はものすごく苦戦した軍食も海水と調味料に浸されたことで適度な硬さになっていた。しっかりとした味があるのにも関わらず、魚と野菜の味も損なわせない絶妙な塩加減で作られていた。

唯一インパクト重視で刺しただろと思われる巨蟹は食べるのに苦労したが、本当に美味しい料理だった。


食事も中盤になり、食べる手も落ち着いたことでラールにレイは話しかける。


「ラールさん、どうですか?」


「すごく美味しいです。正直、ウキトスに住んでいるのに知らなかったのが悔やまれます。」


「これからはもっとこういう時間を取れるといいですね。」


「はい・・。」


「俺はまた一緒に来たいです。

ラールさんはこれからのことはどう考えているんですか?」


「これからですか?」


「はい、一応お金のことは清算し終わりました。

ゴンゾ・・・ロク商議会もおそらく手は出してこないと思います。

ラールさんは昔のような白山羊亭にしたいと言ってました。

でも俺はその昔を知らないので、どういうふうにしたいのかと思ったんです。」


「まだお金のことは終わってません。」


「え?・・・まだあるんですか?」


「いえ、他に借りているとかそういう訳じゃないんですけど。

レイさんに返せてません。

あの時、私が耳を塞ぐ前に借金は金貨20枚はあるって言ってました。」


「でもそれは返金したじゃないですか?」


「はい、レイさんがしてくれました。

私はまだレイさんにどう都合良く計算しても金羊樹の金貨10枚引いた分の残り、金貨10枚レイさんに借りたままなんです。

だからそれを返さないことには始まりません。」


「でも、」


「はい、ただレイさんは気にしないって言ってくれるんだと思います。

でもそれだと私の気が済みません。

だからレイさんにお金を返すことを並行して宿の仕事も頑張りたいと思っています。

私も正直、父と母がいた頃の宿がどんな感じだったのかはっきりと覚えていません。

ただ漠然と幸せだったとしか。」


「幸せだった・・・?」


「はい。具体的に何がどう幸せだったのかはわかりません。

でもそれは今も似たような感じなんです。

お金を返せて、もう怖い思いをしない。好きな人とご飯を食べられる。

そんな今が私はとても幸せです。昔とどちらがなんて比べられません。

だから私は私の周りの人が笑顔になれるような宿にしていきたいと思ってます。

もちろんそこにはレイさんも居て欲しいです。・・居てくれないとお金も返せませんし。」


「自分が幸せだと思う宿にしたい、ですか。

・・・とても素敵だと思います。

そこに俺も入れてくれるのも本当に嬉しいです。

でも俺はずっと居ることはできないと思います。

俺は目的があって冒険者になりました。

冒険者ランクを上げるためにもいろいろな場所に行くことだってあると思います。」


「はい、レイさんが冒険者だってことは理解しています。

今は仕方ないと思っています。

でもまだ800日あるんです。

間隔が空いても構いません。帰ってきて欲しいです。」


互いの意見を伝え合い、どう言葉を続けるか悩んでいる、


「私も〜お兄ちゃんにおかえりって言う〜」


重い雰囲気になりそうな絶妙なタイミングでサーシャの合いの手が入る。


ラールは軽く微笑みながら、

「サーシャに先越されちゃいましたけど、私はレイさんが安心して帰って来れる場所になりたいです。

多分それが今の私の最高の幸せだと思います。」


「・・・・本当に嬉しいです。」


自分が作り上げた国、メギド慰霊国以外にそんな安心できる場所は今まで存在しなかった。

それを自分以外の人が自分のために作ってくれようとしている。

嬉しさのあまり声が掠れた。


「あ、でも気をつけてくださいね。どんどん居心地よくしてレイさんが出て行かないようにしちゃいますからね。」


「レイお兄ちゃん〜食べ終わった〜。帰ろ?眠たい〜」


先ほどはタイミングよく話に割って入ってきたサーシャだったが、別に空気を読んでいた訳ではなく自分の思ったことを口にしていただけだった。

二人が話していると、次第にサーシャは眠たそうに目を擦り出した。

レイとラールはサーシャを見て、楽しげに苦笑を浮かべ、席をたち会計を済ませる。


帰り道、サーシャは眠気がピークになったようでレイに抱えられている。

自分の過去を思い出し、サーシャには両親がいなくてこれまで我慢させた分少しでも甘えてもらえる存在になりたいとレイは思った。

行きは3人で手を繋いで歩いたが、帰りはサーシャが抱えられているため真ん中に入るのは誰もいない。

互いの手が空を切り、どうしようと悩みつつも歩は進む。

目を合わせようとするけど、どこかそれが面映くて出来ない。


「レイさんさっき言ったこと全部本当ですからね。

レイさんはレイさんのやりたいことをしてください。

私は全力でレイさんがここを離れ難く思ってもらえるように頑張るので。」


「聞かないんですか?俺の目的とか。」


「ものすごく知りたいです。

あの時、レイさんは自分が安心して居られる場所に戻りたいって言ってました。

そのことが気にならないかと言われればもちろん気になります。

でも、何だかそのことについてレイさん聞いて欲しくなさそうだなぁって思ったんです。

私が知りたいって言ったら教えてくれますか?」


「今は・・・ごめんなさい。」


「今は、ですか。気長に待っていますね。」


互いにゆっくりと同じペースで歩く。

昨日同様に夜も更け、人通りは少ない。

互いの足音だけが響く。


そんな音が片方無くなる。


「あの、ラールさん。」


「はい?」


レイが突然立ち止まったことで、ラールは数歩先に進んでいた。

呼び止められたことでラールは反転し、サーシャを抱えるレイと向き合う。


「ラールさんは俺のことを好きだっていつも言ってくれます。

でも俺は返事を返せていません。」


「私も今は大丈夫です。私“はい”以外の言葉聞きたくないんです。」


「でもそれは真剣に想ってくれているラールさんに失礼だと思って、考えたんです。

ラールさんをどう思っているか。」


「・・・。」


答えを聞きたくないと戯けて言うラールだったが、レイの言葉の真剣さに沈黙してしまう。


「最初に告白されたときはすごく驚きました。

するのもされるのも含めた初めての告白でした。

一人で悩んでいる時、崩れそうな時も助けてくれたのはラールさんでした。

人から愛されるってこんなに嬉しいことなんだって思ったんです。

ただ俺は愛ってものがよく分からないです。

ラールさんがしてくれたことを嬉しいと思う反面、自分からどうすれば“愛”を相手に示せるかが分からないんです。

だからもう少し待ってくれませんか。

失礼なのは自覚してます。でも・・・」


「レイさん、もう大丈夫ですよ。」


ラールがレイの言葉を遮る。

その言葉にレイはもっと考えてから言葉を発すべきだったと後悔した。

自分はまだ相手に返事すら出来ていないのに、ラールからの愛を失うことが怖くて焦ってしまった。

しかしラールは失望から言葉を止めたわけではなかった。

俯きかけた顔を上げると彼女は笑顔だった。

涙が流れているのに、今まで見たことのないほど嬉しさ全開の笑顔だった。


「レイさん、私は今とても嬉しいです。レイさんは気づいていないのかもしれないですけど、そこまで私のことを考えてくれているってだけで、もう十分受け取ってます。

だからいくらでも待ちます。待ってあげますね。

ゆっくりで、焦らないで大丈夫です。」


そう言って泣き笑うラールの姿を見るのは何回目なのだろう。

分からない。

けれどその姿はレイが見たどんな綺麗な存在よりも圧倒的に美しかった。


1章<都市国家連合国>編終了です。

土日更新、平日不定期と言いながらほぼ毎日上げていました。

お付き合いくださった方々、本当にありがとうございます。

願くは今後の「どれだけ強くとも孤独は怖い」もよろしくお願いします。


この先は登場人物などの説明、間話などを挟みます。

2章の開始は3/15を予定しておりますが、話の出来具合によって前後するかもしれません。

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