終わりの始まり1
本日2話投稿だから短め?
いつものように今日もまたみんなと荒らす。
ただそうなるはずだった。
ただのゲームで終わるはずだった。
「今日は急に呼び出してすまないな」
「別にいいけど何の用?」
「掲示板見てたらイタッゼの対策みたいなスキルがあることが分かったんだ」
「俺が弱体化されるってこと」
「どちらかといえば、
《緊急アナウンスです。不具合が発生しました。しばらくログアウトが行えません》
「なんだ!」
《最悪の場合、死亡したら現実世界の死につながる可能性があります》
《危険ですので、すぐに安全を確保してください》
「なっ!死ぬ可能性だとっ!!」
「どうした?そんなに慌てて」
「そうだぞ。すぐに復旧するだろ」
「いや、その前にもしかしたら」
「恨みのあるやつらが殺しに来る?」
「っ。そういうことか!」
「え~。恨みがあっても殺すまでする?」
「俺はまだ入ったばっかで恨みは少ないでしょうが」
「最近はゲームでの荒らしが基本だが」
「昔はリアルの荒らしもしてたしな」
「クリスマスとかは今でもやってるよな」
「そうだな」
「・・・」
「・・・」
「やばくね?」
「やべーな」
「やばい気がしますね」
「なあ、どうする?」
「どうしよ
バァン!
「おい!お前ら!!」
「今までの恨み晴らさせてもらう!」
「死んで償え!」
「死ね死ね死ね!!」
「うわ~」
「やっべ」
「どうしよ」
「とりあえず」
「逃げる!」
「「「「さいなら!」」」」
こうして俺たちは各々別の場所へ逃げていった。