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魔王は『フドウ』  作者: 三阪
魔王のタネ
13/34

荒らし1

「外だー」

ダンジョン完全攻略。


外は遊園地のような場所だった。

俺のもともといた【鏡張りの城】はミラーハウスのようなものだったのだろう。

他のアトラクションもダンジョンなのだろうか?

まあとりあえずそれは置いておいて、

「村へ行くぞー」

《オー!》


「で、村はどこにあるんだ」

《・・・どこでしょうか?》

「・・・」

《・・・》

「嘘だー!」

《あぁぁぁー》


分からないのでとりあえず走って探すことにした。

「ぐぎゃぁぁぁぁ」「ふぎゃあぁぁぁ」「あぎゃあぁぁぁ」


《走るだけで生き物が死んでいくなんてあなたは悪魔ですか》

「俺は魔王だが」

《魔王をドッペルしただけであなたは魔王ではありません》

「気にするな」


ミサと無駄話をしていたら20分ぐらいで大きな村を見つけた。

「ぎゃあぁぁぁぁぁ」「ぎぃぃぃいああぁぁぁ」

門番即死。

「貴様何のつもりだ」

怖そうな兵士さん登場。

「俺の顔見てこいつら死んでいったんだが」

「そりゃあそうだろ。お前はさっさとその威圧を抑えろ」

「威圧を抑える?どうやって??」

「自分の力の抑え方もわからんのか」

「だからどうやるの」

「ハァ。仕方ない」


教えてもらった。

「できないんだけど」

「嘘だろ!?」

「NPC専用の方法なのか?」

「その言い方、まさかお前プレイヤーか!」

「当たり前だろ」

「そんな馬鹿な」

おっさんの顔は真っ青だ。

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