喉から手が出るほど長閑。
真夏→真冬 季節が移っても
春分&秋分 昼夜がお揃いでも
真っ白なノートに走らせるシャープ
真っさらなキャンバスに踊らせる胸
16℃の暖房に揺られ舟を漕ぐ
曖昧 見る間なく 韻を踏む
微温湯が丁度いいんだ
このまま 足が止まればいいのにな
なあなあでいいの?
なあなあでいいの?
なあなあでいいknow?
なあなあでいいNo,no,no.
29℃の冷房 カフェオレ かき混ぜる
白黒 境なく 渦を巻く
どっち付かずのままでいい
我が儘 筆が折れればいいのにな
灰色の素描
灰色の素描
灰色の素描
Uh-huh.
灰色の素描
灰色の素描
灰色の素描
烏羽 孵生
灰色の素描
灰色の素描
灰色の素描
憂吁 伏鵜
灰色の素描
灰色の素描
灰色の素描
雨胡 不優
35.6℃の体温が触れて溶けていく
あやふや 透き間なく 埋め尽くす
日影がふれている肌
晴れ間の雫が垂れた 向日葵
灰色が日焼けをして
ベージュに染まる絵画が綺麗で
君と一緒に塗る色は
何だろう きっと 幸せの色だろう
喉から 手が出るほど 長閑