夜という水
夜という水があれば
その水面では 星が揺れている
まっくらな水に呑まれることなく
ときには 時間という風にまどろみながら
ゆらゆらと夜に揺れている
夜という水があれば
その水底では 蛍が漂っている
まっくらな水に拐われることなく
ときには 静寂という音にざわめきながら
ふわふわと夜に漂っている
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拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
文字数が足らなかったため、後書きの一部をここに載せさせていただきました。
批評批判大歓迎です。もっと私自身の思い描く世界を表現したいので、感想酷評、友人への紹介も期待しています。
長編の作品を幾つか載せる予定ですが、いずれもまだ修正中ですので先は長そうです。
平成三十年六月十五日までは、月に一度は詩を載せるつもりなので、気が向いたらお読みください。
繰り返しますが、本当にありがとうございます。