あいつ、魔王やめるってよ。
私は魔王である。
この世界を魔力と力で手に入れた。私を倒した者は三百年たったが現れない。私は最強になった・・・
のだが、
「この世界、飽きたな。」
『は?』
唐突に魔王がそんなことを言うものだからその場にいた者全員がまぬけな声をだした。
「いやいや!何をおっしゃっているのですか!」
「いやだって、三百年だよ?そりゃ飽きて当然でしょ」
「ですが、飽きたとしても何をするのですか」
そう。飽きても じゃあやめます。 が出来ないのが現状。そのことをずっと考えてきた。そしてある一つの考えにたどりついた。
それは転生である。
魔法の一つに「リスタート」アルファベットで言うとR・E・S・T・A・R・Tである。
この魔法は一度死んでも転生でき、新たな人生を送ることができるのであ~る。
「俺、ちょっくら倒されてくる!」
「ちょっ、待ってください!理由を話してください!」
「かくかくしかじか。」
「それ、分かる人めったにいませんから」
まぁ、その説明をして、
「要するに新しい人生を送りたいと」
「イグザクトリィ。」
「・・・でしたら私も手伝いましょう」
「・・・だれだてめ」
さっきからずっと話していたけど、誰?
「私はあなたの付き人のレアソンです」
あれ?そんなのいたっけ?え~とたしか俺が魔王になった時にな~んかいたよ~ないなかったよ~な
「ちゃんといましたから・・・」
「お前は心の中を読むんじゃねぇ」
「私はあなたに忠誠をちかった者です。この先どうなろうとあなたについて行きます」
「じゃあとりあえず死ね」
「え?」
つづく・・・・・のか?
いかがだったでしょうか。初めて小説をかかせていただいたaiKと申します。まだ初歩の初歩ですのでもしよければ、コメントよろしくおねがいします。