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月下の彼女の斬撃任務《オーヴァーキル》

作者:岩井喬
主人公、ケンイチは、若くして優秀な航空オペレーターとして活躍していた。彼の相棒カレン・アスミは、精神的ショックで口を利けないものの、ケンイチとのテレパシー能力、及び航空戦闘装備『アクラン』の力によって生身のまま高高度戦闘を行い、敵の戦闘機の迎撃任務にあたっていた。二人の出会いは、孤児養護施設でのこと。栄養失調で息絶えようとしていたケンイチを、カレンが救ったのがきっかけだった。ケンイチを救うために行動したカレンは重傷を負ってしまう。そこに現れたのが、アラン大尉。大尉はケンイチとカレンとの間でテレパシー能力が発現していることに気づく。カレンは一命をとりとめ、かなりの高高度での呼吸能力を得る。同じ基地に配属されたユウジの助けもあり、カレンの任務支援をこなす。問題はユウジがケンイチやカレンに比べて幼く、カレンに対する好意を隠そうともせずにいること。ある日、緊急会合が開かれる。敵国が新兵器を開発したことから、大規模工業地帯を急襲する作戦が立案され、カレンが矢面に立たされることになる。上官の、現場の兵士に対するあまりの配慮のなさに怒るケンイチ。その上官の言動に、ケンイチは自らの在り方を強く揺さぶられる。無事カレンが帰還したのはいいものの、ケンイチは「自分たちのいる基地が攻撃されている」という嘘をついてカレンを呼び戻したため、カレンに怒りの矛先を向けられる。大喧嘩をした二人。口頭ではもとよりテレパシーでも遣り取りのない日々が続くことになる。その状況に怒り狂ったケンイチは、かつて無理を言って大尉から預かった身体増強剤を使用し、敵の陸戦部隊をたった一人で殲滅する。ケンイチとカレンは急行してきた大尉に救出され、緊急病院に搬送される。そんな中、敵国が開発を続行していた化学兵器の使用を決断したとの一報が入り、万全とは程遠い状況ながら、カレンは単独で迎撃に出る。ケンイチが使用した身体増強剤の副作用で、ケンイチのテレパシーが上手く働かず、カレンのみならずケンイチも窮地に陥る。また、化学壁を搭載した爆撃機も、護衛として空対空ミサイルを有する戦闘機を従えており、ケンイチもカレンも苦境に立たされる。しかし、辛うじて二人は任務を遂行し、化学兵器が使用されることを防ぐ。傷の癒えた二人は、互いを尊重する意志を確認しつつ、これからも終戦へ向けて戦い続けることを誓うのであった。
【第一章】
2025/08/19 05:38
【第二章】
2025/08/19 05:40
【第三章】
2025/08/19 05:42
【第四章】
2025/08/19 05:46
【第五章】
2025/08/19 05:47
【エピローグ】
2025/08/19 05:49
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