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死を超えて〜天才ネクロマンサーは死霊術で異世界を生き抜く〜  作者: 紅葉駿馬
一章 ゴミ山の上から

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第二十三話 太陽神2

少し投稿が遅れてしまいすいません。

テーブルの上に置かれたカップを手に取り観察する。

(ほ〜これがコーヒーですか、黒いですね。)

脳がとろけているのかと疑いたくなるような反応だがこれが今のノエルの限界である。


『さっ、冷める前に飲んでくださいコーヒーには自信があるんですよ。』

そうコーヒーを運んできた女性が言う黒髪で頭頂部に垂れた犬耳が生えている、背はノエルより少し高い。


『このコーヒーはあなたが入れたんですか?』

コーヒーを持ったままノエルは聞く、割と楽しみにしていたとはいえいざ飲むとなると不安になってきたようだ。


『えぇ、私が入れたの、さっのんで!あっ、私はエレナね!』

耳をパタパタと上下に振り目を輝かせながらそういうエレナはノエルの手ごとコーヒーをつかみノエルの口に近づける。


『だ、大丈夫です!自分で飲めますから!』

(押しが、押しが強い、そして顔が近い!)

若干引き気味なノエルであるが今のノエルは客、記憶結晶からの偏った知識がノエルに抵抗を許さない。

なんとか手を離させるとノエルはコーヒーを口に含む。

(苦いですけど美味しい!)

産まれて初めて飲んだ水以外のまともな飲料は中々好評なようだった。

『とても美味しいです。』

紛れもない本音であったがエレナはノエルの顔を見つめると。

『それはよかった!でも少し苦かったかな?』

『!?』

(こ、これは)

ノエルの知識や常識は大部分が記憶結晶由来のものであるため当然本人の行動指針や人格形成にも大きく関わっているそしてその中でも特に印象に残っている記憶があった、それを体験したのがノエル自身でなくともその記憶はデジャブを感じさせる。

客、コーヒー、文句、そこから連想されるのはとある男の記憶。

そしてノエルは思い出す、客としてコーヒーを飲みコーヒーに文句をつけ額にティースプーンをブッ刺されて死にかけた男の記憶を、この間数秒である。

そこでノエルはがとった行動は。

『エレナさんスプーンは、スプーンだけはご勘弁を。』

そう命乞いである、この発言には流石のエレナも困惑である。

『スプーン?砂糖でも入れるの?』

エレナはキョトンとした顔をしながらそういう。

『あっ、大丈夫です、すいません。』

(変なことを口走ってしまいましたー!)

この結果にノエルはちょっとした恥ずかしさを覚えた。

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