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死を超えて〜天才ネクロマンサーは死霊術で異世界を生き抜く〜  作者: 紅葉駿馬
一章 ゴミ山の上から

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第二十一話 太陽神の教会3

部屋に入るとそこは食堂か応接間といった雰囲気だった。

食堂というには装飾過多だし応接間というにはこの教会の外見や飾ってあった調度品を見てからだと相対的にではあるが少し貧相に感じてしまう。


(はえ〜いいところですね。)

ノエルは呑気にそんなことを考えながらシェリルと共にゲールがいるテーブルに向かう。

『さあこっちだこのテーブルに座ってくれ。』

ゲールはそういうとこちらに向けた尾を振るおそらく手招きに相当する行為なのだろう。

二人が席につくとゲールは話を始める。

『じゃあ改めて自己紹介を、僕はゲール、ゲール・エルフィリーサンC級冒険者で太陽神の教会広義穏健派の司祭、そして太陽神様の忠実なる教徒だ。』

そう語るゲールの様子は真剣であり特に最後の言葉には強い意志と神への崇敬が宿っていた。

その言動は少なからず二人にも影響を及ぼしたようだ。

ノエルからは浮かれた様子が消えシェリルは居住まいを正している。

(これは真面目な感じですかね?)

今の今までほとんど人と関らず関わる人間も限定されていたためか人の機微に疎いノエルですらゲールの言動から感じる気迫とでも言うべき物の影響か雰囲気を感じ取り空気を読めていた。

その空気感のままゲールは質問を始める。

『それじゃあ、君たち神は信じているか?』

真剣な雰囲気でさゲールはそういう。

(これは、、、宗教勧誘!?すごい、初めて体験しました。)

ノエルが奇妙な感動を覚えている間にシェリルが答える。

『神様はいると思います。』

少し遅れてノエルも答える。

『神はいますね。』

特定の神を崇拝しているかではなく神の存在を信じているかという質問に関しては考えるまでもない、事実としてこの世界に神はいるし場合によっては頻繁に見かけることもあるだろうこの世界において神という存在は畏れ敬われる対象であると同時に身近な存在でもあるのだから。

『そうかい。』

そういった二人にゲールは満足げにそういう。

『よかったよ、これで神の存在を否定したらせっかくの客を夕飯に並べることになっていたから。』

(!?私、今もしかしなくても死にかけてました?)

『あの?大丈夫なんですか。』


『ははは、大丈夫大丈夫。』

ゲールは笑いながらそういうが目が笑っていないような気がする。

基本異種族が何を思っているかを表情や仕草から見抜くのは難しいそれが姿が大きく違う相手だと尚更だ。


『まあ、それはいいんだここからが本題だからね。』

ゲールがそういうと空気か真剣なものに戻る。


『シェリル、ノエル太陽神様を信仰しないかい?』

そう言ったゲールの目は怪しく光っていた。

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