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死を超えて〜天才ネクロマンサーは死霊術で異世界を生き抜く〜  作者: 紅葉駿馬
一章 ゴミ山の上から

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第二十話 太陽神の教会2

裏口から教会に入るとこじんまりとした踊り場になっている、裏口の先には教会の中心側に続く通路とそれぞれが上階と地下に続く傾斜の緩い階段がある、清掃は行き届いて裏口だというのに珍しい、、、単純にノエルは記憶結晶による限定的で偏った知識しかない上調度品に触れるような機会がなかったからではあるがそれでも少しでも調度品や芸術品に対しての知識があるならば高く評価されるような複雑かつ繊細な調度品が美しく、しかしわざとらしさや雑多さを感じさせないように飾られていた。

ただノエルからは高そうなものが飾ってある。という程度の感想しか出なかったが。


(高そうなものが飾ってありますね。)


ノエル教会の中を見回しそんなことを考えている間にゲールは上りの階段に向かい二階に登るように促す。


『上で話そう飲み物は何がいい?』

ゲールは階段を登りながら振り返りシェリルとノエルに聞いてくる。


『何があるですか?』


『いろいろあるよ紅茶とかコーヒーとかジュースとかお酒もあるし、こんな真っ昼間から酔われてもアレだから出せないけど。』


『コーヒーをいただけますか?』

生まれてこの方飲み物といえば水か死体の血ぐらいしか飲んだことがないノエルにとって未知との遭遇であった。


『わかった、何か入れる?』


『あー、お任せします。』


『シェリルは何がいい?』


『あっ、お任せします。』


『わかったコーヒー出すよ。』

『ただいまー、誰かいるー。』

階段を登り切りゲールが大きな声でそういうと並んでいる扉の一つから女性のものと思わしき返事が返ってくる。


『ゲールさんお帰りなさい。』


そうして人がいることを確認したゲールはノエルとシェリルに話しかける。


『少し話してくるから廊下で待っててね。』

ゲールはそういうと返事が聞こえてきた部屋の中に入り喋り始める。


『ただいま、エレナ客が来てるんだコーヒーを四人分お願いできるかい?』


エレナと呼ばれた女性は。

『勿論です。』

と元気のいい声で答えた。


そのあとゲールは扉から顔を覗かせ二人を呼び寄せる。

『ノエル、シェリル二人ともこっちに来て椅子に座って。』


そういうとゲール顔を引っ込めた。


(コーヒー、、、どんな味がするのか楽しみですね。)

ノエルは呑気にそんなことを考えながらシェリルと共に部屋に入って行った。

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