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文化放送 下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ タイトルは面白そう! テーマ別 採用成らず集

『タイトルは面白そう!』テーマ『交差点』

作者: 東の関脇

下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ


なろうネーム:東の関脇


下野紘さん  巽悠衣子さん スタッフの皆さん こんばんは\(^o^)/


さて、タイトルは面白そう!

今回のテーマは、『交差点』ですネ( 〃▽〃)

【タイトル】右折出来ない交差点


【概要】深夜タクシードライバー上野は、客が居なければ帰宅するつもりで自宅に向けて流していた。

するとヘッドライトを強烈に反射している恰も発光しているかのような真っ白なロングワンピースの女性が歩道端で右手を上げて居るのを見付けた。

上野『どちらまで?』

客『とりあえず、しばらくは、まっすぐ行ってください』

上野は、しばらくタクシーを走らせていた。

すると

客『次の交差点を右折してください』

上野は訝しんだ。次の交差点は左折出来るT字路で、右折出来る交差点は、しばらく無いからだ。

ナビを見るまでもなかったが、そうこうしているうちにT字路の手前に来た辺りまで来た時

客『ここで止めてください』

上野は不意をつかれたけれども、冷静にタクシーを停車させて、後ろを向いた。


居ない。ドアは開けてない。後部座席に乗移らんばかりに覗き込んだ。だがしかし、載せたハズの女性客は居ない。

居ないものは居ないのだ。諦めて前を向いたら、ヘッドライトに照らされて真っ白なワンピースの女性が『右折』になるように道路を渡って行くのが見えた。

慌てて車外にでた上野。タクシーから出た時には女性の姿は消えていた。



翌朝タクシー事務所で昨夜の出来事を話したが誰も信じない。

事務所に居た同僚『ドライブレコーダーに映っているなら信じないでもないかなぁ(笑)』

事務所に居た同僚数人と昨夜のドライブレコーダーの鑑賞会を始めた。


確かに女性客を載せていたが、停車する間際に女性客は消えていた。

そして、停車しているタクシーの前方から右方向に歩いてた行く女性が映っていた。


女性客がドライブレコーダーに映っていたので、無賃乗車として警察に届けることになった。


上野は、警察に被害届を出しに行った。

応対してくれた警官『被害届出すんですか?』

『昨年末の事故以来、時々、同様の話があるんですょねぇ〜』

『そのT字路の右折方向の道路の対岸にあるマンションの住人が、深夜帰宅時にタクシーを降りて道路を渡っていたら直進してきた暴走車にひかれた死亡事故があったのですが、その女性の服装と似ているんですょねぇ〜』

『被害届を出されるなら受理しますが、期待しないでくださいねぇ〜』


上野『ドライブレコーダーに映っていたんですょ』


被害届を出した上野。帰ろうとしていた上野を呼び止めた警官


警官『最近、ドライブレコーダーに映っていたと言っていたタクシードライバーが残していったドライブレコーダーが有ります。見ていきますか?』



そのドライブレコーダーは、音声付だった。

T字路手前に停車したタクシー車内の女性客の音声がハッキリと聞き取れた。

女性客『貴方が右折してくれていたら、暴走車が来る前にマンション前に行けたのに』

聞き覚えのある、あの会話した女性客の声だった。

警察は、何を言っているのこ不明ですけどねぇ〜 とか言っていたが、上野は、確信していた。


警官『この被害届を出したタクシードライバーは、一昨日、追突事故を起こして入院中ですけど、会いに行きますか?』


上野『いえ、けっこうです』


上野は、警察を出た後、音声記録出来るドライブレコーダーを買いに行った。


ほなね(^o^)/~~


【タイトル】待ちぼうけの交差点


【概要】上野ひろと蜜田ひさこは、お互いのGPS情報を共有している、仲だった。

上野は、車で迎えに行くからととある交差点を待ち合わせ場所として蜜田に連絡した。


蜜田は、上野の車が来たら手を降るつもりで、交差点の中央付近で待っていた。


待ち合わせの時間、2人のGPSの表示は、少しズレていたが、ほぼ重なっていた。なのに姿が見えない。


上野は、蜜田の声がした気がして車外に出た。

蜜田は、GPSの表示を重ねようとそろりそろり動きながら、上野の名前を叫んでいた。


上野は、上の方から蜜田の叫び声がするので、見上げた。

局所的なしょっぱ小雨に濡れながら、大声で蜜田の名前を叫んだ。


ほなね(^o^)/~~

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