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ベアトリスの悩み

閑話です!


短めなものを5本出します!(今日)

 さてさて、どうしたものか。

 思いっきり破壊しちゃった広場(無人)


 無人とはいえ、所有している誰かがいるはずだ。

 リュース辺境伯の所有物かもしれないけど、そういう問題ではないのだ。


「問題は壊したことなんだよね」


 修理費用はいったい誰が払うと思っているんだ。

 私が払うことになるんだぞ!


 監督責任というやつだ。

 一応、私の監督の元やっているので、費用は私が出すことになる。


 それが、社会である。


 現実を知れ、子供たちよ。


 監督責任を親が持っていたからこそ、君らの悪ふざけは許されているのである。

 この二人の監督責任がある私には荷が重い気もするが。


 子供に、二人も監督させんなって話よ。


「はぁ、一応直しておいた方がいいよね」


 今現在、私は屋敷への帰宅途中である。


 広場とは別のところにいるが、私の魔法で全て覗き見することができるのだ。


「ということで、魔法使いますか」


 魔法とは偉大である。


 どんなものでも可能にしてくれるのだから。


 修復してくれる魔法を発動すれば、あら不思議。


 元通りではあ〜りませんか!


 魔法で覗いている間に、広場が元の形に戻っていく。

 荒れ果てて茶色の土が剥き出しになった土地が緑色の蘇ってくる。


 そして、“レイ“コンビに直接壊された木も私が頑張って治してあげる。


「元気に生きるんだよ」


 優しく木に告げるのだった。



 ♦︎♢♦︎♢♦︎



 なお、この様子を見ていた通行人の証言によれば、地面に向かってひたすら不気味に笑みを漏らしている目つきの鋭い女の子がいたとのこと。


 その子は『昼間の悪夢』と、なんとも言えないような通り名で呼ばれることになるとは、彼女の知る由もない。

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