中間設定資料
今日は忙しくてかけそうになかったので、設定資料を載せときます。
主人公 ベアトリス・フォン・アナトレス
悪役令嬢やら悪女やらと前世では呼ばれていたが、二度目の人生では死にたくないので体を鍛えることにした公爵家の令嬢。二度目の人生では貴族社会から逃げ出して有意義な生活を送りたいと思っているが、いろいろな面倒事に巻き込まれていってしまう……本作の主人公。
レオ
メアリに育てられた狼獣人と、吸血鬼のハーフ。六年分の年齢と引き換えに生まれ変わることができるスキルを持っている。生まれ変わる前は獣王国で騎士をやっていた。拳で戦うのが得意と思われがちであるが、剣で戦うのが最も得意。実は、ベアトリスにからかわれるのはそんなに嫌じゃない。
ユーリ
悪魔の少女に呪いをかけられてキツネの姿にさせられた魔族。実は、先代の魔王だった。魔族の限界寿命をはるかに超える年齢で、数百歳を裕に超える。ベアトリスに拾われて、一緒に暮らしていくようになる。魔王だった頃の面影は消えてなくなり、ベアトリスに誉められるのが何より嬉しい。
フォーマ
『黒薔薇』という組織の情報部門の幹部をやっていた元異端審問官。現在では黒薔薇を裏切り、自分を打ち負かしたベアトリスを主人としている。探知能力に長けていて、目を開けば光の粒子すらも目で追えてしまう。そのおかげで相手の攻撃を先読みでき、『未来視』が可能。
ミサリー
代々メイドの家系に生まれたごくごく普通の女の子だった。自分の身は自分で守れがモットーの家だったため、小さい頃に家を追い出され冒険者になる。そこで訓練や経験を重ね、巷では『瞬足』と呼ばれるBランク冒険者になった。ベアトリスが生まれた年に家業を継いでアナトレス家のメイドとなる。現在では、ベアトリスの専属メイド兼護衛。
メアリ
ベアトリスの産みの親。公爵家に嫁ぐ前は王国聖騎士として活躍し、『最強』とまで称されていた女性だった。一度殺されかけ、記憶が消える。その際にレオを森の中で見つけ育てることになった。
ヘレナ
ベアトリスの育ての親。『黒薔薇』という組織に所属していた。任務の一環で公爵家に嫁いできた。が、公爵家の家族に愛情が湧き、組織を裏切る。
アレン
ベアトリスの初めての友達。公爵領でお母さんと二人で暮らしていて、野菜屋をやっている叔母がいる。父親は獣王と呼ばれる人物で、実は獣人と人間のハーフ。魔眼を使える。
レイナ
王国の辺境伯の娘でアルビノ持ちの霊体使い。普段はレイと呼ばれている。陽の光を浴びるのが怖かったけど、ベアトリスと出会ったおかげで、それも解消した。ベアトリスを尊敬していて、ベアトリスのように強くなりたいと思っている。ベアトリスと会っていなかった二年間で少しサイコパス気味に……。
シル
アレンの弟。獣王国で暮らしていたが、兄が通っている学院に入学する。剣の達人で、アレンと同じく魔眼が使える。ただし、使用制限あり。ブラコン。
ターニャ
ベアトリスが獣王国内で出会った少女。変化が使えて、普段は猫獣人に変身してる。が、実際は滅ぼされかけた鬼人の生き残り。鬼人の姫。ベアトリスにイタズラするのが好き。
オリビア
ベアトリス、レイと同期として学院にやってきた少女。聖女候補として様々な重圧をかけられて『傀儡』や、悪魔の少女に操られてしまう。が、ベアトリスたちのおかげで自分を取り戻し、今代の若き聖女となった。
〜敵側設定資料〜
傀儡
『黒薔薇』の幹部を束ねている。ただ、誰もいうことを聞いてくれない。スキルとは別の『権能』と呼ばれるものを持っていて、操作の権能を使える。他人の体を操ったり、体を乗っ取ったりetc〜実は、聖戦の頃から生きており、年齢も数百歳を超えている。
色欲
吸血鬼の国をまとめ上げていた女吸血鬼。組織に所属したのは一番最近の幹部で、自分の弟をずっと探し続けていた。弟以外の人物にならいくらでも冷酷になれる。ベアトリスと一悶着あったものの、現在は弟と二人で隠居中。
真獣
まだ作中には登場していない。とりあえず、強いやつ大好き。
邪仙
東の島国で仙人として崇められていた。崇められていた時の名は『八光御顕邪払真人』だった。東の島国で反乱を起こさせた張本人。
強欲
色欲の吸血鬼を倒して、吸血鬼の国を治めることになった。色欲は組織を脱退し、その埋め合わせに加入する。
悪魔の少女
名前はまだ明かしてない。高祖の悪魔の家系に生まれた悪魔で、その権力は絶大。支配の権能を有しており、一定範囲内の全てを自分の支配下に置くことができる。現在の茶髪で、貧相な体つきの少女の肉体も支配しているもの。ベアトリスが生まれる前からとてつもない執着心を抱いている。その理由は……。
設定資料を追加して欲しいキャラクターや、時代背景についてなどがあれば連絡してください。そのうち、初見さん用のネタバレがあまりないものも書こうと思っています。