05.おじさんだって溺愛してもらえるならスパダリがいい
近年のなろうというものを僕は知らない。
近年どころか、正直に書けば「なろう」に登録してはいるもののもう10年近く新着を読んでいない。10年を近年に含める感覚のおじいさん。早く墓の下に行ったほうがいい。
多分「なろう」発の作品で今でも読んでいるのは、コミカライズのみを含めても4,5作品ほどであり、半数は「なろう」時点の状態を知らない。
そんな中で今一番気に入っているのが『愛さないといわれましても~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる』である。漫画を読んだ後に面白くてなろう版も読んでしまった。これも裏ではアニメ化の話とか上がっているんだろうな。いや、するでしょこれ。まだ企画も立ちあがっていないなら見る目がない。
中年~初老の男が女性向けのスパダリ漫画を読んで面白いの? 気持ち悪いよ? といったような疑問をもたれそうであるが、僕は前々から男が男に甘えたい時期というものがあるのを知っている。それをマッチョイズムが許していないだけの話。いや、そういう思想の話が書きたいわけじゃない。
この感覚は姉という存在がいた人には通じやすいかもしれないが、姉が少女漫画・女性向け漫画などを読んでいて、そうしたものを幼少期から摂取していると、少女漫画・女性向けを抵抗なく受け入れられるもので、それは年齢をいってからでも同じなのだ。
ジェンダーでの偏見なく「面白いかどうか」で作品を選べるし、男性向けしか知らずに生きてきた人よりも多くの感性を摂取することが可能となるわけで。
ある種のアドバンテージにすらなる。なっているといいな。このアドバンテージがあった氷河期世代は『お父さんは心配症』がまず出てくると思っている。あるいは『ハンサムな彼女』か『ママレード・ボーイ』か。いや、アニメ化されたママレード・ボーイか。ケンコバがなんかで名前も挙げてたとかで有名らしいし。これりぼん作品に偏りすぎている。
余計なことを書いていたら何を書こうと思っていたのか、忘れてきた。
そう、姉がいることのメリット。だったろうか。
姉がいると異性からモテるかどうかのところでも関わってくるらしい。
姉を持つ僕はこれについて何かを言いたいけれど、実際にはどうかわからない。「これはモテたんだ」というような実感を得たのはそれとまったく関係ない時期だったので。
ただ僕の学生時代の親友は男兄弟でありながらとてもモテていて、18歳未満の高校の制服姿でも歩いてればホストやモデルに勧誘されたり、都内の某有名公園で「〇万円で、ちょっとどうかな?」とおっさんに誘われてもいたので、まあ結局は容姿である。残酷な現実。
あの頃はわからなかったが、バブル後なのに羽振り良いおっさんだなあと今では思う。なんの話か。




