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300字小説  作者: 案内なび
5/30

5、大切なペット

 私には思い出深い少年がいる。中学校教諭を務めていた時の生徒だ。

 当時は「生活ノート」という日記兼連絡帳の物があり、生徒が書いた日記に担任がコメントを返すという習慣があったのだが、その中で少年はよく自分のペットの話を綴っていた。

 話の最後はいつも「可愛い」で締め括られており、とても微笑ましい気持ちになったものだ。

 お陰で私は、その成長日記を読んでコメントを返すのを、毎日の楽しみとしていた。







 ある日、私は大人になった少年と出会う機会があった。

「久しぶり。元気にしてたか?」

「はい、お陰様で」

「そういえば、ペットは今でも飼っているのか?」

「ペット……あぁ、ネズミですか。科学者になった今でも、大切にしてますよ」


お読みいただきありがとうございました。

今回は、適当に書いた書き出し「私には今でも忘れられない少年がいる」と、ランダムワード「モルモット」から連想して生まれた作品です。

皆さんは生活ノートってありました? 私の時は生活ノートに自主勉強スペースがありまして、風邪をひいた時でも毎日自主勉強をしていたもので、学年最終日には頑張ったご褒美として檜の鉛筆(けっこう値段する)とその他数点を頂きましたね。はい、ただの自慢です。


この作品がお気に召しましたら、いいねや★、ブックマークをつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)

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