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300字小説  作者: 案内なび
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3、本末転倒

 昔、丙丁(へいてい)村では、故人の命日に故人の好物を食卓に並べて、家族でそれを頂くという風習があった。

 

 ある日、某家で故人の十回忌が行われた。

 すると、法要が終了した時、一羽の鶏が迷い込んできた。

 亡き父の好物はビールと焼き鳥。

 それを思い出した息子は「丁度いい」と思い、鶏を捕まえようとした。

 だが、その鶏は暴れる事なく、すんなりと息子に捕まった。

 息子は不思議には思ったが、苦労せずに捕まえられたので、喜んで焼き鳥作りを始めた。






「おや、せっかく転生させてあげたというのに、もう死んだのかい?」

 神様は驚いた様子で私に問う。

「えぇまぁ。息子が私のためにお供え物をしようとしてくれたもので、それなら死んでもいいかと思いまして」

お読みいただきありがとうございました。

今回は、ランダムワード「暴れる」「焼き鳥」から連想して生まれた作品です。

皆さんは生まれ変わりって信じますか? 私はあると思っています。出来ることなら異世界に転生して、魔法とか使ってみたいですね〜。


この作品がお気に召しましたら、いいねや★、ブックマークをつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)

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