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300字小説  作者: 案内なび
25/30

25、天使と悪魔

 私の中には天使と悪魔が存在する。

 と言っても、そんじょそこらの天使や悪魔とはちょっと違う。


 ある日、私が高校から帰宅していると道端で財布を見つけた。財布を拾い上げると、脳内に()()の声が響いた。


「それはきっと、神様が貴女(あなた)に遣わした贈り物です。ですので、神様への捧げ物を購入しましょう?」


「ダ、ダメですよ! せっかく金欠の(あるじ)(さま)が見つけたんです。主様、自分の為に使いましょう……?」


 神様第一主義(ファースト)の天使と私第一主義(ファースト)の悪魔が私に囁く。

 だが。


「二人とも使う前提なのおかしいからね? こういうのは交番に届けるものなの。いい?」


「「……はい」」


 二人のしょげた声が聞こえる。

 根がいい子たちな分、叱る時に胸が痛むのが最近の悩み。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

今回は、「ほっこりした話を作りたいなぁ」と考えて生まれた作品です。ほっこりしていただけましたかね……?

それはそうと、こういう「非日常的な日常」って何かいいですよね(語彙力)。憧れます。


この作品がお気に召しましたら、いいねや★、ブックマークをつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)

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