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300字小説  作者: 案内なび
18/30

18、後悔先に立たず

「はぁ……」

 夕暮れ時の公園、僕は独りブランコに乗って溜め息を溢す。

 このまま永遠の別れになってしまうのだろうか――。

 もしそうなら、どうして僕は――。

 そんな寂しさと悔しさが、胸の中でぐちゃぐちゃに入り混じる。

 この日が来るのは前々から分かっていたのに。

 だからこそ沢山思い出を作ろうねって話したのに。

「……今からでも間に合うかな」

 許してくれなくてもいい。せめて一言告げるべきだよね。

 僕はブランコを降りて、全力で走り出した。






「なんであの子は二十歳(はたち)にもなって、幼稚園の時からのぬいぐるみを手放さないんだろうね?」

「変な兄貴だよね。母さんが『捨てる』って言ったら泣いて出て行くし」

「どこで育て方を間違えたのかしら」

お読みいただきありがとうございました。

今回は、ランダムワード「ブランコ」から連想生まれた作品です。

皆さんは捨てられないものってありますか? 私は小学校3年生の時まで、某教育アニメキャラクターのぬいぐるみが手放せませんでしたね(笑)。懐かしい記憶です。


この作品がお気に召しましたら、いいねや★、ブックマークをつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)

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